こんにちは、ひらきです。
毎日メディアで取りあげられる芸能界の世界。
多くの方が一度は憧れを持ちます。
しかし「芸能界は長い下積み時代があってこそ輝くことができる世界」なんて思っていませんか?
いえいえ、そんなことはありませんよ。
実際に映画やドラマで活躍している役者のほとんどが子役の時から長期に渡って芸能界で活動していますが、中には脱サラして「役者デビュー」なんて人もいます。
実は30代の役者ってものすごく重要があるのに、人口が少ないのです。
今回の記事では『〈30代〉から役者を目指すには?30代の層は空席だらけなんです!』というテーマでお話しします。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・なぜ30代の役者の空席が多いのか?
・どんなことを頑張ればいいのか?
30代から役者を目指すには?
なんて声が聞こえてきそうですが、全くそんなことはございません。
結論を言いますが、
役者を目指すのに年齢は関係ないですよ。
実際に脱サラして役者デビューを果たす人はたくさんいます。
子役から芸能活動をしていれば、芸能界で生きていくためのノウハウや経験値も多く積むことが出来ます。
しかし子供の頃から芸能界に居る分、付き合っていく周りの環境が悪ければ薬や悪どい商売に手を出して人生を棒にふる危険性もあります。
逆に、ある程度社会を経験してきた方が芸能界に飛び込んでくると向上心がものすごいんです。
勤勉かつ、謙虚で素直。
芸能界で一番大事な要素をすでに持っているのです。
まずは芸能界での明確な目標を決めましょう
でも、
いきなり「芸能界を目指す!」なんて言ってもどうしたらいいか分かりませんよね。
テレビで活躍している芸能人たちは「カッコいい&綺麗でテレビ映えするから」という理由でテレビに出ているわけではありません。
それぞれが芸能界での何かしらのジャンルで活躍している人たちなのです。
まずは芸能界で活動していく〈明確な目標〉を決めましょう。
役者を目指すのであればテレビドラマをやりたいのか、映画をやりたいのか、舞台をやりたいのか、一言で〈役者〉と言っても活動の場は多くあります。
それによって拠点となる芸能プロダクションや劇団を選ぶ必要があります。
目標を決めたら、芸能プロダクションもしくは劇団をリサーチしましょう!
明確な目標が決まったら、芸能プロダクションもしくは劇団を選んでいきましょう。
企業や団体によって活動のコンセプトが違います。
自分に合ったところを決めることが一番最初の大きな一歩になります。
僕自身の会社を推奨するわけではないですが、中小の芸能プロダクションは年齢関係なく目標のある人を受け入れてくれます。
劇団も同じく、30代以上の方なんて大歓迎です。
幅広い年齢層の人がそこに所属した方が、団体として活動の幅が広がりますからね。
⬇︎ちなみに僕が運営している芸能プロダクションになります。
所属が決まったら芸能生活がスタートです!でも待ってるだけではダメ!
活動する団体が決まったら本格的に芸能活動のスタートです。
といっても本当に大変なのはここからです。
なんといっても芸能界は仕事をもらうことが難しい。
「せっかく憧れの芸能界デビュー、全然仕事が回ってこない」
なんてことになってしまいます。
それもそのはず、何の経験もスキルもない人に役者の仕事が回ってくるはずがありません。
ではどうしたらいいのか?
どんな小さな仕事、例えばエキストラ案件などオーディションがなく、書類選考のみで受けられる仕事は率先して受けていきましょう。
そして、プロダクションに所属しているのであれば「レッスン」は必ず受けるようにしましょう。
クライアントさんは、出演してもらうタレントに経歴や技術(スキル)を求めます。
最初は真っ白の自分のプロフィール、これを埋めていく作業をしていきましょう!
30代の層は空席だらけなんです
冒頭でも言ったように、30代の役者ってものすごく需要があるにに人口が少ないんです。
僕は先日、このようなツイートをしました。
役者って20代後半から30代前半にかけて辞めてしまう人が多い
「このままじゃ食べていけない」
「夢ばかり見てられない、働こう」なんて思ってしまうのです
確かに不安定で将来の見えない職場・・
辞める判断は人それぞれ
だが逆に、30代の役者の層は空席が多い
ここは狙い目です
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 24, 2019
30歳を境に芸能界を諦めてしまう人って本当に多いんです。
それだけ不安定な世界ってことなんです。
だからこそ、その空席を狙うことがチャンスに繋がっていくのです。
30代はチャンスが転がっています
芸能界を辞める人が続出する30歳という節目。
つまり30歳以降は役者の人口が減少します、といってもその分ほかの実力のある人に仕事が回っていくのが当たり前。
先ほども言ったように、芸能界に飛び込んでいきなり大きな仕事を貰えるなんてまずありえません。
そのためには経験とスキルアップが大事だと話しましたね。
どんなところにも〈チャンス〉というのは転がっています。
それを一つ一つ、丁寧にすくい上げることが成功への道に繋がります。
芸能界を普通の社会だと思わないこと
「20代のうちはサラリーマン、脱サラして芸能界に飛び込みました!」
なんて人は、サラリーマンの時と芸能活動のギャップに驚きます。
・労働は月に〇〇時間まで。
・週に1〜2日は必ず休みをとる。
なんてものは芸能の世界にはありません。
特にドラマ撮影や映画撮影は早朝から深夜まで、数ヶ月にも及んで休みなしに業務が続きます。
これは極端な例ですが生活は間違いなく不安定になります。
そして収入も不安定となると「やはりサラリーマンの方が良かった」なんて思う人が出てきます。
こればかりは自分で判断してもらうしかありませんね。
不安定と分かりつつ、なぜ芸能界を目指すのか?
こんなにも不安定な芸能界。
なぜ保証が確約されないと分かっていながらも多くの人がこの業界を目指すのでしょうか?
その答えは人それぞれになりますが、
一番の理由は〝個〟を主張できる業界だからだと僕は思います。
日本の労働環境は、まるで働きアリのように上司の指示に従い会社のために働く。
これでは自分の人生を主張することは出来ません。
芸能界はパフォーマンスをお客に提供する場であり「完全実力主義の業界」です。
歳を重ねても芸能界を目指す方は表現したい何かを持っている。
これはクリエイターとしての本能なのかもしれませんね。
【まとめ】30代でもチャンスは大いにある!それでも不安定には変わりない
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『〈30代〉から役者を目指すには?30代の層は空席だらけなんです』というテーマでお話させていただきました。
繰り返し言わせていただきますが、30代ってチャンスが大いにあるんです。
といっても、厳しい世界には変わりありません。
芸能界を目指すからには、生活するための収入を得るために活動をビジネスとしてとらえなくてはいけません。
「芸能界で食べていく!」
これが出来て始めて「一流」と呼ばれるようになります
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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