こんにちは、ひらきです。
「芸能界で自分の子供を活躍させたい」
こんな親御さんが非常に多くなっています。
テレビや映画を見ていても子供の活躍が目立つようになっていますよね。
IT文化が進み、芸能界と一般人の境界が近づいてきたからだと僕は思っています。
子を持つ親も子供には芸能界で活躍し、稼いで欲しい。
と、そう思っている人が増えてきているからだと感じています。その反対に、年配の方が主役をやるようなドラマもありますよね。
では、芸能界を目指す上で年齢は関係あるのでしょうか?
答えは【NO】です!
この記事では『「子供の活躍が目立つ芸能界」役者に年齢は関係あるのか?』というテーマでお話させていただきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・役者活動を目指すのに年齢は関係あるのか?
・どんな芸能活動を目指せばいいのか?
「子供の活躍が目立つ芸能界」役者に年齢は関係あるのか?
スクリーンの中で活躍している若い役者さんたちには、コツコツと子役から活動している方たちがいます。
しかしそれが全てではありません。
役者のデビューってほとそれぞれなんです。
僕が主催している劇団では、過去の作品で普段は普通のサラリーマンをやっている方をキャスティングで舞台に出演させました。
これも立派な役者デビューですよね。
年齢は関係あるのでしょうか?
誰もが知っているように、芸能界は厳しい業界です。
「教育と同じで若いうちから技術やノウハウを身につけた方がいいのか、その方が一流の役者になれるのではないか」
こんなことを思っている方が多いと思います。
確かに、現在活躍している一流の役者たちは若いうちから活動している方がほとんどです。
では年齢を重ねてしまうと一流になるのは難しいのでしょうか。
冒頭でも言ったように決してそんなことはありません。
その【メリット】と【デメリット】を解説していきます。
・歳を重ねてから芸能界を目指し始めた大人たち
どちらもメリットどデメリットがあります。
若い頃から芸能を経験するメリット
小さい頃から経験を積む事で、芸能の道を子供の頃から学び年齢を重ねていく事で大人に負けない堂々とした演技が出来るのです。
子供の感性と吸収力は凄まじいものがあります。
恥がないので喜怒哀楽の表現が作り込まれたものではなくありのままなのです。
プライドがない分、素直にいろんなことが身につくのです。
また、芸能のキャリアは長ければ長いほど周りからの「信用」が構築されていきます。
途中で挫折してしまう人が多い業界ですから、長く芸能界に携わっている人はそれだけ評価されるのです。
また、長年目立った活躍はしていなくても諦めずに役者活動を行っている人は芝居の安定感がありますね。
こんにちは、ひらきです。 突然ですが質問です。 永く芸能界を渡っていくには何が重要だと思いますか? え、なんだろ 実績?実力?知名度? かな・・ こんな風に思っている方、ぜひ最後までお読みください。 […]
子供の頃から芸能界を経験するデメリット
皆さんもこんなニュースや記事を耳にしたことはあるのではないでしょうか?
・元子役のその後の人生
決して気持ちのいいワードではないですよね。
子供の頃から芸能界を経験してしまうと、その頃から芸能界で生きている大人たちとの交流が増えます。
芸能界はいい話ばかりではなく、悪い話や悪い人たちとの出会いが多い世界です。
素直な心が悪いように利用されてしまうのです。
また、子役から芸能界を目指すのであれば「家族の協力が絶対条件」になります。
小さい頃から学校と芸能の仕事の両立、レッスンや営業もあるのでお父さんお母さんの頑張りがないとかなり難しいです。
お金もかかるので「軽い気持ちで我が子を芸能界でデビューさせてみよう」は正直お勧めしません。
思い出づくりとしてオーディション受けたりエキストラに参加するぐらいだったらいいと思いますが。
若いからといって需要があるわけではない
テレビの世界では、若い役者たちが多く活躍しているというイメージが強くないですか?
そんなことはありません。
映画やドラマというのはあらゆる年齢層のキャスティングが求められます。
子供からお年寄りまで、性別や見た目もそれぞれです。
若いからといって仕事量があるわけではなく、むしろ若い役者は人数も多く、よほどの個性や技術がないとキャスティングの際に目に止まりづらいです。
だから20〜30代を境に芸能界を諦めてしまう人が多いのです。
案件によっては年配の方の方がキャスティングの倍率も低く、ギャラも高かったりしますからね。
一概に若い方が芸能界に向いているというわけではないのです
こんにちは、ひらきです。 みなさんは「役者の収入」がどのくらいなのか、どんな仕組みで支払われているのかご存知でしょうか? 芸能界を目指す者、特に役者を目指す人たちは一度は気になったことがありますよね。 いわ[…]
どんな年齢も需要がある
何度も言っているように、芸能活動は若ければいいというものではありません。
どんなキャスティングも、どんなプロダクションも幅広い年齢層の役者を求めているのです。
「自分はもう歳だし芸能界は無理かな」
確かに体力面を考えると、年齢を重ねていくにつれ身体に負担がかかってきます。
特に芸能界は体力勝負の業界です。
現場に入れば早朝から深夜にかけて撮影する、なんてこともしばしばです。
けれどもその年齢によって芸能界の「目指し方」があります。
↓よければ以下の年齢別の記事も参考にしてみてください。
こんにちは、ひらきです。 毎日メディアで取りあげられる芸能界の世界。 多くの方が一度は憧れを持ちます。 しかし「芸能界は長い下積み時代があってこそ輝くことができる世界」なんて思っていませんか? 昔[…]
こんにちは、ひらきです。 先日僕は「30代でも役者になれるのか?」というテーマで記事を書かせていただきました。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://khiraki.com/?p=2530=] ざ[…]
こんにちは、ひらきです。 人は幾つになっても夢を追うものです。 特に芸能の世界、 一度でも「役者を目指す」と夢見た人は少なくないのです。 50歳を過ぎて「役者をやりたい」っていうのは無謀なのかな […]
こんにちは、ひらきです。 「夢に見ていた芸能界、定年を迎えた今から目指すことは出来るのかのう・・」 人は幾つになっても夢を追い、そして生涯を通して輝いた人生を送りたいですよね。 会社を定年退職し、新たな人生[…]
諦めることは簡単、まずは行動!
「年齢を気にして芸能活動に一歩踏み出せない」
こんな方が結構いらっしゃいます。
どんな理由であれ、まずは行動してみないと挑戦は始まりません。
動き出してみたら案外「自分の才能が開花した!」なんてこともあるかもしれません。
どこにどんなチャンスが待っているとも限りません。
悩んでいる間にも、時間はどんどん過ぎてしまっていくのです。
まずは行動あるのみです。
こんにちは、ひらきです。 芸能プロダクションを経営しているとよくこんなことを聞かれます。 「今からでも役者になれますか?」 と。 僕自身、役者として活動していますが役者にゴールは無く、同様にスタートも無いのです。 […]
年齢を重ねている方が人生のキャリアが豊富
僕が昔お世話になっていた劇団の代表は、「サラリーマンを経験している人の方が芝居に対してストイックだ」と言っていました。
もちろん人それぞれですが、社会人という経験をしていれば芸能界という厳しい業界に飛び込んでも耐えられるということですね。
また人生経験が豊富な分、芝居の技術云々よも芝居に深みが出るのです。
苦労してきている人の表情って、深みがあってカッコいいんですよね。
声の深さや一つ一つの仕草に味があるんです。
少し汚い言い方になってしまいますが、若い頃からちやほやされて芸能界を生きてきた人って役者として薄かったりもするんですよね・・(全員ではないですよ)
【まとめ】早いも遅いも関係ない!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は『「子供の活躍が目立つ芸能界」役者に年齢は関係あるのか?』というテーマでお話させていただきました。
「若いうちから活動していないと、芸能界での活躍は難しい」
そんな風に思っていませんでしたか?
社会人の経験をし、40代や50代で役者を目指し始めた方も立派に活躍している方はいます。
僕の友人のお母さんは定年後に役者を目指し、とある舞台で主役を経験しました。
何かを目指す上で「早いも遅いも関係ない」のです。
これを読んでいる方で、これから「役者を目指したい!」という方は、是非自分の年齢は気にせずまずは一歩踏み出してみてください
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
↓よければこちらの記事も合わせてお読みください。
こんにちは、ひらきです。 今回は『「芸能活動の結論」食えない役者はこうすれば稼げるようになる』というテーマで、役者活動をしていくなら〇〇もやっていかなくては。 ということをお話をしていきますね。 役者を目指して[…]
ひらき(@khiraki0201)