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テレビ業界の衰退の原因は視聴者側にも?テレビ制作側から見た撮影事情

こんにちは、ひらきです。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
10代から20代にかけて芸能界で〈生きる〉ためのノウハウを学び、30歳で起業。
役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台主催、脚本や演出など幅広く活動中。詳細や芸歴はこちら

突然ですがみなさん、最近のテレビドラマって面白いと思いますか?

もちろん中には人々の共感を集め、面白いと認知される作品があります。

しかし今の日本のテレビ業界はみるみる衰退していく一方です。

ん〜そもそもテレビをほとんど観なくなっちゃったしな

そうなんです。

テレビが面白いかどうかという前に、年々テレビからはお客が離れ視聴率の低下が激しく進んでいるのです。

その原因はなんなのでしょうか。

それはずばり「問題は視聴者側にもある」ということです。

もちろん僕たち作り手側にも原因はあります。

しかし原因は視聴者側にもあるということをこの記事でご理解いただきたいです。

今回は『テレビ業界の衰退の原因は視聴者側にも?テレビ制作側から見た撮影事情』というテーマでお話させていただきます。

※今回の記事は読者の方に不快な思いをさせてしまうかもしれません。ご了承ください。

・なぜテレビの視聴は下がってきているのか?
・テレビ業界の衰退の原因は一体なんなのか?
・これからのテレビ業界はどうなっていくのか?

テレビ業界の衰退の原因は視聴者側にもある?

なぜテレビ業界の衰退は視聴者側にあると言えるのでしょうか?

「人のせいにするな!」

「作り手側に問題があるに決まっているだろ!」

なんて思ってしまった方ごめんなさい。

僕は〈ドラマの制作業務〉を仕事にもしているので、実際の経験を踏まえなぜ原因は視聴者にあるのかを説明していきます。

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衰退の原因は視聴者側にあるという理由

なぜ衰退の原因は視聴者側にもあるのか、順番にお話していきます。

〈原因その1〉撮影に対し、過剰なクレーム

ドラマ撮影というのは、常に大体30人以上の撮影隊が行動しながら業務を行なっています。

もちろんそのためには国や自治体にしっかりと許可を貰っています。

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当たり前のことですが、許可なく撮影するなんて今の時代そんなことしたら会社ごと大変なことになってしまいます。(ひと昔前はゲリラ撮影なんて頻繁にあったそうですが)

僕たちも近隣の方には十分に配慮を行なっているつもりなのですが、それでも「迷惑行為」と捉えられ、時には警察に通報されたりなんかもあります。
確かに大きな声を出したり、多くの機材を置いていたりとまるで工事現場のような光景です。

しかしみなさん、例えば工事現場にクレームを出しますか。

彼らは国民のために働いているのです。

僕たちも決して遊びで撮影をやっているわけではありません。

より良い作品を提供できるように必死に仕事をしています。

人々の迷惑になるような、例えば横柄な態度を取っていたり過度な騒音だったりタバコの不始末だったりがあった場合は、その時は容赦無く注意してください。

〈原因その2〉出演者への甘い評価

最近のドラマでは〈実力派俳優〉という肩書きではなく、〈今の若者に大人気!〉という若手キャストが起用されることが多いですよね。

人気のキャストを使えばスポンサーもつくし視聴率も稼ぐことが出来ますからね。

しかし彼らは芝居が出来ているかと言われれば正直「出来ていない」と答えてしまいます。

厳しい言い方をしてしまえば「覚えた台詞(セリフ)をそのまま喋る」素人でも出来るようなことしか出来ていないのです。(気を悪くしてしまっている方、本当にごめんなさい)

しかもそんな彼ら彼女らに対し「あの〇〇さんはカッコよくて芝居も出来る」「〇〇ちゃんは演技も出来て可愛い」という感想が出るから驚いてしまいます。

まあ、タレント事務所側も顔だけで売り出しているところが多くありますからね。

キャストに対するそんな甘い評価が、ドラマの質を下げているように感じます。

ただし僕たちも、しっかりと実力のある俳優を育成・営業することが大切だと痛感しています。

テレビ制作側から見た撮影事情

ここ数年で本当にドラマ制作は環境が変わってしまったと実感しています。

僕は先日、このようなツイートをしました。

何がこんなにも変わってしまったのか?

一つは先ほど話した「撮影を行う上でのやり辛さ」一つは「制作予算の大幅な低迷」そしてもう一つは「撮影現場の人手不足」です。

・撮影を行う上でのやり辛さ
・制作予算の大幅な低迷
・撮影現場の人手不足

撮影を行う上でのやり辛さ

これは先ほど話しましたね。

とにかく撮影ロケをする際、住民の方々のクレームや通報が多いという件です。

これが何件も起きてしまうと国や自治会から撮影をするための許可がおりなくなってしまうのです。

いま現在、都内近郊ではほとんどの地域や公共施設で撮影が出来なくなってしまいました。(もちろん責任は我々にあります)

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制作予算の大幅な低迷

深刻なテレビ離れの影響で、年々ドラマ制作の予算は減少していっています。

その影響で予算が削減されるのは当たり前のこと。

しかし、予算が減れば撮影の環境も限られ作品の質も低下していってしまいます。

テレビ離れ⇨予算減少⇨質の低下⇨さらにテレビ離れ

完全に負のスパイラルに陥っていますね。

撮影現場の人手不足

予算が減少すれば雇う人でも限られます。

人手不足に金銭的な原因もありますが、一番大きな原因はブラック過ぎる撮影環境です。

ここ最近、働き方改革の影響で少しづつ改善されてきましたが、ドラマ撮影は撮影が休みの日でも基本的には休日なし。
しかも朝から晩まで拘束されるのでプライベートな時間などほとんどありません。

撮影が始まれば寝不足で業務を行うことは当たり前。

そんな環境下では今の時代の若い人は「どんどん働いていこう!」なんて気にはなりません。

本来ならクリエイトな業務なので、誇りを持って楽しく仕事がしたいもの。

しかし、残念ながら今のドラマ制作現場はただの過酷な労働の現場となっているのです。

衰退の原因は、もちろん時代の変化にもある

衰退の原因は、もちろん時代の変化にもあります。(視聴者さんだけが衰退の原因ではないですからね)

スマホの普及と動画投稿サイトの普及により、お客さんはメディア業界からいなくなったのではなく、手元の小さな世界にプラットホームが移ったのです。

なので我々もこの時代の変化に合わせて適応していかなくてはいけないのです。

ドラマ業界の衰退を、どうしたら解決出来るのか

このドラマ業界の衰退をどうしたら解決できるのでしょうか?

僕はもうテレビという世界にお客さんを呼び戻すことは不可能だと思っています。

IT文化がこれだけ進み、テレビよりもネットの世界にお客さんが移行している今の時代、テレビを見限ってウェブコンテンツで勝負していくことがこれからのドラマ制作の生き残る道だと思っています。

月々の会員制にはなってしまいますが【AbemaTV】【music.jp】など、すでに参入しているウェブコンテンツドラマの方がはるかに質は高く、面白いものばかりです。

僕自身も最近はテレビではなくウェブでのドラマや映画の方が視聴が多くなりました。

思い切ってプラットホームを変えることが、これからのドラマ業界の進む道ではないのでしょうか。

【まとめ】テレビ業界の衰退は止められないが、ドラマは消えない

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『テレビ業界の衰退の原因は視聴者側にも?テレビ制作側から見た撮影事情』というテーマでお話しました。

(今回の記事で気分を害してしまった方、本当に申し訳ないです)

プラットホームが変われど、ドラマという作品はこの先まだしばらくは消えません。

僕の記事では、芸能界においての裏事情や役者がどうしたら食べていけるようになるかなど実体験をもとにお話しています。

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。↓よければこちらの記事も合わせてお読みください。

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