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「日本のドラマ撮影環境を危惧」コンプライアンス問題や現状と課題

こんにちは、ひらきです。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
10代から20代にかけて芸能界で〈生きる〉ためのノウハウを学び、30歳で起業。
役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台主催、脚本や演出など幅広く活動中。詳細や芸歴はこちら

みなさん、今の日本のドラマ撮影環境が恐ろしいほど悪くなっていることをご存知ですか?

ドラマ撮影の現場は想像以上に衰退しているのです。

そして時代の変化に対応できていないのです。

今回は『「日本のドラマ撮影環境を危惧」コンプライアンス問題や現状と課題』というテーマでお話させていただきます。

・今の日本のドラマ撮影環境はどうなっているのか?
・なぜ最悪な環境が解決できないままなのか?
・これからのドラマ撮影はどうしていけばいいのか?

「日本のドラマ撮影環境を危惧」コンプライアンス問題や現状と課題

わかりやすく言うと、他の諸外国に比べて日本ではドラマや映画の撮影が窮屈なのです。

・撮影許可の申請が複雑で困難
・過度なコンプライアンス問題
・古いままの撮影システム

などなど。

多くの方が「時代遅れ」「エンタメではなくただの労働」と感じてしまうのです。

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撮影環境がとにかく悪い

テレビをつけると毎日放映されているドラマ。

ドラマが好きな方なら分かるかと思いますが、こんな風に思ったことはありませんか?
・この撮影現場よく出てくるな
・建物の中のシーンが随分多いな
・コンプライアンスに気を使ってるな

今のドラマは同じような構図ばかりなのです。

複雑な撮影許可申請

撮影をするには、国や自治体にその申請をしなければなりません。

これは当たり前のことですよね。

ここで驚きなのが、未だに社判(制作会社やテレビ局の会社印)が必要だったりFAXを求められたりするのです。

そして地域によってはわざわざ「窓口への提出」を求められます。

外回りの仕事をしている方なら、これがどれだけの時間のロスになるか分かりますよね。

撮影がそもそも出来ない(許可がでない)

テレビドラマの中で、何度も同じような光景を目にするのは「撮影できる場所が限られる」からです。

撮影の許可が下りなくなっているのです。

これは年々増加していますね。

というのも、大人数で迷惑のかかる撮影隊は「近隣の方に迷惑がかかるから」という理由で撮影場所がどんどん減っているのです。

年々課題が増えるコンプライアンス問題

「コンプライアンス問題」なんて言葉が飛び交うようになってのは、ここ数年のことですよね。

何事も過度に、そして敏感に物事を捉えてしまうのは日本人の特徴なので仕方ないかもしれないですが、これはエンタメにとってかなりの痛手なのです。

蓄積されてきた近隣への迷惑

ひと昔前なら「撮影をするための許可申請なんてほぼしていなかった」ということ、ご存知ですか?

当たり前のように街中で撮影をし、多くの方に迷惑をかけながら作品をつくっていました。

これが蓄積され、今では肩身の狭い想いをしなければいけなくなってしまったんですね。

自業自得というやつですか。

SNS時代となっている昨今、何か問題があればすぐに会社に影響が出てしまいますからね。

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視聴者側にも原因があるのか?

しかし、ドラマ業界の衰退は「視聴者側にも原因がある」と僕は感じています。

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・クレームの電話
・SNSでの拡散
・ネットへの書き込み

エンタメに賛否がでるのは当たり前のことです。

作り手側も、賛否の〝否〟に敏感になり過ぎなのです。

人材が育たない&システム・環境が古いまま

さらに問題なのが、ドラマ制作業界は将来への不安も抱えているのです。

・人材が育たない
・システムが古い
・撮影スタイルが時代遅れ

エンタメに力を入れているアメリカや韓国から見たら、ものすごい恥ずかしいことが日本では未だに続いているのです。

制作スタッフのほとんどが会社員ではない

「ドラマ制作スタッフのほとんどが会社員ではない」ということをご存知ですか?

カメラや照明機器を扱う「技術スタッフ」は技術会社に勤める会社員の方が多いですが、ドラマ制作の軸となる制作部や演出部はフリーランスが多いのです。

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つまり育成が行き届かない

つまり、会社員と違って「若手を育成する」という感覚がないのです。

ドラマ撮影はその作品が終わったらチームは解散、次の作品ではまた別のメンバーでチームが作られます。

一つの現場だけの付き合いで、若手を教育するメリットはフリーランスからしたら無いですよね。

長続きせず、辞めていく

そうなってくると、若手はドラマ業界に自分の居場所を感じなくなり、長続きず辞めていってしまうのです。

僕自身、現在34歳でドラマの制作業務を行うときがありますが、制作スタッフの中では未だに最年少という現場があります。

それだけ20代の若手が不足しているのです。

時代遅れのドラマ業界に魅力を感じない、というのも原因の一つかもしれませんが。

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撮影機材の大きさと量

ドラマ撮影というのはとにかく撮影機材の量がすごいのです。

カメラや照明機器、録音機器、モニターや三脚、ケーブルなど。

その他にカメラを乗せるレール(移動車)や高いところから撮るためのイントレなど、まるで工事現場のような機材の大きさと量が撮影現場にはあるのです。

一般の方から見たら「こんなに機材がないとドラマって撮れないの?」なんて思ってしまうかもしれません。

今はスマホ一台で映画が撮れてしまう時代ですからね・・。

スタッフの人数と車輌の数

それに合わせてスタッフの人数と車輌の数も半端ではありません。

通常のドラマ撮影ではおよそ30〜40人ほどのスタッフがいて、マイクロバスやトラックなど合わせると10台以上の車輌がロケ現場に並ぶこともあります。

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道の狭い都心部では邪魔になるのも無理はありませんよね。

「いったい何でこんなに人数多いの!?」

こんな風に近所の方からツッコまれたことが何度あることか・・。

今後のロケ・撮影環境の課題とは?

日本のドラマ撮影環境が、いかに問題だらけか分かっていただけたでしょうか。

では、この状況をどのようにして解決していけばいいのでしょうか?

その課題を以下にまとめてみました。

撮影環境の調査・整理・整備

まずは今のドラマ撮影の環境がどうなっているかというのを共通して知ってもらう必要があります。

そのためには映像業界、省庁、地方自治体が一環となる必要がありますね。

いきなりこれを実現するのは難しいと思いますが、じっくりと時間をかけてでも日本のドラマ撮影がいかに時代遅れなことをやっているかを認識しなければです。

予算に適した撮影スタイルを

今のドラマ撮影は「いかにして面白い作品を撮るか」ではなく、「いかにして予算を抑えながら作品を撮るか」に思考が傾いてしまっています。

監督の頭の中のイメージを具現化しようとしても、「予算がないので出来ない」と不可になってしまうのが現状です。

先ほども言ったように、撮影現場はスタッフの人数や機材の量、車輌の数が多すぎるのです。

ここから削減していけば、クリエイトな部分にもっと予算を使うことが出来るのです。

時代の変化に対応する必要がある

これが全ての結論ではないでしょうか。

監督やプロデューサーがひと昔と同じ感覚で撮影に挑んでいると、必ず現場と構想でのズレが生じます。

時代の変化をどのように対応するか、ほんの数年で世の中は劇的に変わっています。

ドラマ業界はびっくりするくらい変化に疎いのです。

【まとめ】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『「日本のドラマ撮影環境を危惧」コンプライアンス問題や現状と課題』というテーマでお話させていただきました。

僕はドラマ業界の未来のために、こうして発信活動を続けていきますね。

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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