こんにちは、ひらきです。
役者って・・
世の中に影響を与える大変素晴らしい職業ですよね。
テレビやスクリーンから表現を伝え、舞台ではお客様の目の前で生の芝居を披露する。
これを仕事にするなんて非常に素敵なことです。
しかし、役者という職業は、「私は役者です」と名乗ってしまえば役者になってしまうのです。
例えエキストラの仕事しか経験がないような人でも、役者を名乗れば役者なのです。
今回は『「プロとアマチュアを比較」役者と名乗るからには常にプロ意識を』というテーマでお話させていただきます。
役者を目指している方、是非最後まで読んでみてください。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・「プロ意識」を持つには?
・役者として大事なこととは?
〈プロ〉と〈アマチュア〉の比較
役者という職業において〈プロ〉と〈アマチュア〉の違いはなんでしょうか?
「世間に認知されていないのがアマチュア」
「お芝居で食べていけているのがプロ」
と、このように思うかもしれません。
しかし、これだけではプロとアマチュアの区別にはなりません。
先日、僕はこのようなツイートをしました。
役者には『プロ』と『アマチュア』の境界線が難しい
素人でも役者を名乗れば役者だし、役者を名乗らない役者もいる
しかしアマチュアでもお芝居をして金銭を受け取ればプロと変わらない
「私はまだ新人だから」は通用しない
プロもアマも、芸能界という同じ土俵で働くクリエイターなんです✨
— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) February 13, 2020
このように、
アマチュアでも金銭を受け取るような仕事をするのであれば、それは立派なプロの役者になるのではないでしょうか。
〈プロ〉と〈アマチュア〉の比較、これに答えは無いですが僕なりの観点で以下にまとめてみました。
〈プロ〉の役者とは?
〈プロ〉の役者とは
「プロの役者とはそれだけで食べていけている人たちのこと」
先ほども言いましたが、プロとはこんな単縦なものではありません。
自分のことをプロ、つまりは「一流の役者である」と認識している人たちは、常に自分を表現者として追い込んだ生活をしています。
撮影の現場で働く我々は、基本的に朝・昼・晩とずっとお弁当を食べます。スタッフもキャストも同じものを食べます。
しかしこれだけではどうしても栄養バランスは偏ります。
そんな時、一流の役者は自分で足らない栄養を購入・補給し、中には現場で自ら自炊し料理を振る舞う役者さんもいらっしゃいます。
それだけ食事に関してものすごく気を使っています。
また、「学び」に対してもすごくストイックです。
決してスマホゲームなどの無駄なことには〈時間〉を浪費しません。
限られた時間の中で自分がどれだけ成長できるかを常に考えているのです。
こういった「マインドの違い」がプロとして活躍できる役者を育ててくれます。
〈アマチュア〉の役者とは?
では、〈アマチュア〉の役者とはどんな人なのでしょうか?
「世間から認知されていない役者」
これももちろんそうですが、一番は「役者としての意識(自覚)が低い人」だと僕は思っています。
〈プロの役者〉のように、アマチュアでもプロとしての意識があればそれはもはや〈プロ〉なのではないでしょうか。
芸能活動をしていく上で、毎日意識した方がいい基本的な行動
❶規則正しい生活習慣
❷SNS等での自己発信
❸スキルアップのための基礎トレーニング
❹トレンド情報のインプット
❺モチベーション維持のための読書芸能界で活躍したいのに中々芽が出ない
そんな風に思っているならこれらを改善しよう✨— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) January 24, 2020
僕自身、役者として世間から認知されているかと言われたら決してそうではありません。
それはプロとしての意識が強いからです。(自分で言うのもアレですが)
僕は基本的に無駄な時間を避けますし、常にインプットを意識して生活しています。
毎日の読書は欠かしません。
それは会社の経営者でもありますが、一番に自分は役者だからです。
例え世間に認知されていなくても、こうした意識の違いから役者は「稼げる」ようになってくるのです。
こんにちは、ひらきです。 僕は昔から「読書」を欠かしません。 役者を目指す上で、「読書」というのは必須になります。 読解力を身につけることは役者としての表現力を高めることに繋がるからです。 この記事では、今まで数多く[…]
役者と名乗るからには常に「プロという意識」を
何度も言いますが、「一流の役者」とは意識の違いです。
「役者と名乗るからには常にプロ意識」を持つことです。
仕事をいただいている間、例えば舞台公演中だけ意識を高めて公演が終わったら途端にプロの意識を切ってしまう。
それではダメなんです。
常に意識し続けることが〝一流〟なのです。
役者と名乗るからには常に『プロ意識』を持って欲しい
役者だと自覚をすること❗️
●体調管理は当たり前、体調不良は恥だと思った方がいい
●発信ツールでは応援されたくなるような発信をしてください
●時間を大切に、絶えず学びを怠らないように
●自己投資を惜しまず、スキルアップにお金をかける— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) February 14, 2020
意識するのは当たり前。
上記のツイートでも言っているように体調の管理やSNSでの発信、学び続けることや自己投資を惜しまないという行動も全て「一流への道」に繋がります。
しかし、いきなりこれらを全てこなしていくのは中々ハードです。
徐々に自分を高めていき、少しづつ行動に移していけば必ず結果となってきます。
お客様への意識も忘れないように
自分を高めるあまり、忘れてしまいそうなのが「お客様への意識」です。
我々役者というのはお客様ありきの商売をやっています。
お客様がいなかったら生活していくことなど出来ません。
役者が勘違いしがちなこと
❌自分が楽しむ芝居
⭕️お客さんを楽しませる芝居小劇場は特に、自分の芝居に酔ってしまう若い役者が大勢いる
これは素人目から見てもすぐに分かってしまう
チケット代を頂いているのであれば、最優先はお客さんのことを考える
ここを誤っては、良い作品はつくれない😅
— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) January 25, 2020
お客様への感謝の気持ちを忘れずに。
「お客様がいるから自分は役者が出来ている」という意識も持っていれば、役者としての生活はまた変化するのではないでしょうか?
役者としての自分を客観視できるようになりましょう。
【まとめ】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『「プロとアマチュアを比較」役者と名乗るからには常にプロ意識を』というテーマでお話させていただきました。
僕は数多くの〝一流〟の役者さんたちと一緒に仕事をしてきましたが、どの方もこの「プロとしての意識」が非常に高いのです。
プロの役者とは「お金を稼げる人」ではありません。
「プロとしての意識」が役者として〝一流〟に育ててくれるのです。
この記事が役者を目指すあなたに少しでも参考になっていただけたら嬉しいです
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ひらき(@khiraki0201)