こんにちは、ひらきです。
この記事を読んでくださっている方、きっと「芸能界でもっと活躍していきたい」という目標を掲げている方が多いと思います。
役者や歌手、ダンサーといった芸能界で活躍する業種はたくさんあり、どれもアーティストとしてお客さんに最高のパフォーマンスを提供して報酬をいただく。
こんなに素晴らしい仕事はないのではないでしょうか?
しかし、芸能界は「やりたい事」をやっているだけでは決して食べていくことは出来ません。
先日このようなツイートをさせていただきました。
芸能界で食べていく事も所詮は『ビジネス』
やりたい事をやっているだけでは絶対に稼いでいく事は出来ない
それは趣味というもの
スキルの向上に投資をし、集客の為にSNSや動画コンテンツをフル活用する
「苦手だから出来ない」では一流にはなれない
好きな事だけやるのは稼げるようになってから
— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) January 19, 2020
我々はクリエイターと言えど、一流となり食べていけるようになるまでに相応の努力を積み重ねていかなくてはなりません。
今回は『〈勘違い〉芸能界はやりたい事だけでは食べてはいけない!』というテーマでお話させていただきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・芸能界で食べていくには何をしたらいいのか?
・芸能界でのビジネスとはどんなことなのか?
〈勘違い〉芸能界はやりたい事だけでは食べてはいけない!
役者を目指し始めた当初、当時まだ高校生だった僕は芸能界をこんな風に思っていました。
「芸能界はなんて華やかな世界だ。周りにちやほやされ、好きなことをやって生活できているなんて」
これは今思うとかなり浅い考えでしたね。
それが芸能界という業界でした。
〈趣味〉と〈職業〉を区別できているでしょうか?
あなたは芸能界で目標としていることが、「趣味であるのか職業として捉えているのか」区別できているでしょうか?
先ほども言ったように、芸能界は「やりたい事」だけでは決して食べていけるようにはなりません。
しかし、中には芸能界を渡っていくための「やるべき事」をやらない芸能志望の子たちがたくさんいます。
例えば、役者を本気で目指しているならば以下のような日頃の行動は必須になってきます。
・日頃の筋トレやストレッチ、発声などのスキル向上の為のトレーニング
・芸能界を生きるためのトレンド情報のインプット
これらを怠っては一流の役者として活躍していくことは難しいです。
にも関わらず、
「私は苦手だから出来ません」「時間がないので難しいです」なんて言う子が多く、芸能界を目指しているという自覚が少ないのが現状です。
「やりたい事だけ」をやっているようではそれは「趣味」というもの。
こんにちは、ひらきです。 役者を目指しているみなさん、毎日の〈トレーニング〉をしていますか? オリンピック選手が日頃トレーニングを積んでいるように、役者を目指す方ももちろん日頃から基礎トレーニングを欠かしてはいけません。それも、[…]
「職業」として考えているのであれば、その目標に繋がる努力を常にするべきです。
「芸能人」と名乗るからには、その自覚を持つこと
芸能界では役者・歌手・ダンサー・演奏家・アクション・スタントなど様々なジャンルの職業があります。
たとえその業界で食べていくことが出来ていなくても、「職業・〇〇」と名乗ってしまうだけで芸能人になれてしまうのが芸能界です。
「役者を目指しています」
と言うだけで、職業・役者になってしまうのが芸能界アルバイト生活でも
今までの実績がエキストラだけでも
役者を名乗れば役者なんですしかし本当の役者とはあくまでその業界で食べていけてる人のこと
安定的な仕事がなければ一流ではない
そんな風に思う
— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) January 20, 2020
簡単に芸能人を名乗れてしまう分、芸能界で活躍している方々の中にはものすごく〝質〟の悪い方もいらっしゃいます。
僕たちは芸能界という世界でお客さんに娯楽を提供する「商品」なのです。
芸能人と名乗るからには、しっかりとその自覚を持つことが大切です。
芸能人の行動として、「良くない例」をあげましょう。
・SNS等で「暇だー」「今日は休みなので1日ゲームしまーす」など、芸能界を目指しているのにその自覚がない発信
・夜中にラーメンや、朝まで深酒したりなどの不規則な暴飲暴食
・スキルアップや営業の自己投資を惜しみ、遊ぶことばかりに支出してしまう
こんな事をしている方は絶対に芸能界で一流にはなれません。
もし心当たりがあるならば、すぐにでも改善していきましょう。
芸能活動を〈ビジネス〉として考えるべき!
芸能界と言えど、所詮は「ビジネス」です。
そのためには日頃から何をやっていくべきなのか?
これを理解する必要があります。
僕が経営している芸能プロダクション・株式会社K’sLinkでは以下の点を所属しているタレントたちに推奨しています。
・動画コンテンツでの配信
・トレンド情報のインプット
これらは時代の変化が激しいこれからの芸能界で「基本となるべき行動」です。
芸能プロダクションに所属しただけで安心してしまっている人はいませんか?
受け身になってはいませんか?
これからは「セルフプロデュース」が芸能界で生きていく為のテーマになってきます。
こんにちは、ひらきです。 あなたの芸能活動、待っているだけの「受け身」になっていませんか? 事務所(プロダクション)に所属してるんだから、事務所からの仕事を待つのが当たり前でしょ? はい、こんな風に思ってしまっ[…]
SNS発信や動画配信は〝基本〟です
みなさんはSNSを利用していますか?
TwitterやFacebook、Instagramなどは情報発信のツールとして必須になってきます。
特に芸能界を目指すのであれば、毎日の発信は基本となります。
それはなぜか?
これからの芸能界は自分という〈商品〉を世間に発信していくことで、それが商品価値を高めることに繋がります。
そして近年ではYouTubeといった巨大なプラットホームも主流になり、動画配信という今までにない形で自分をアピールすることが出来るようになりました。
芸能プロダクションに所属することは、あくまできっかけでしかありません。
自分自身で芸能界で活躍する為のシステム構築をしていきましょう。
トレンド情報のインプット
芸能界を目指しているみなさん、日頃どのくらいの勉強をしていますか?
学ぶことは自分自身を成長させ、モチベーションを高めることに繋がります。
芸能界のトレンド情報はもちろん、日本経済や世界情勢、自分を高めるための自己啓発など隙間時間を見つけてあらゆる情報をインプットすることは必須です。
情弱では芸能界で活躍なんて出来ません。
ネット記事や読書でもいいですし、最近ではYouTubeでも「学ぶ」ことが出来ます。
特に読書は情報をインプットできる上に、活字を読むことで役者としての表現力を高めることも出来ます。
芸能界で活躍している人ほど読書量が多いのです。
こんにちは、ひらきです。 僕は昔から「読書」を欠かしません。 役者を目指す上で、「読書」というのは必須になります。 読解力を身につけることは役者としての表現力を高めることに繋がるからです。 この記事では、今まで数多く[…]
【まとめ】どんなことにも挑戦していく
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『〈勘違い〉芸能界はやりたい事だけでは食べてはいけない!』というテーマでお話させていただきました。
芸能界で食べていく為の秘訣
『どんな事をしてでも業界にしがみつくこと』
ずいぶん昔にこの言葉をもらった
当時はアルバイト生活
最初は当たり前のように感じていたけど、しがみつく=仕事をもらい続けること
これがどれだけ難しいことか
今だからこそ安定的に頂いている仕事に本当に感謝
— ひらき@役者社長は年中無休 (@khiraki0201) January 20, 2020
やりたい事ばかりでなく、その先を見据えた時に我々クリエイターは芸能界で生きていく為には「様々なことへの挑戦」を続けていかなくてはいけません。
「どんなことがあっても、芸能界にしがみつく!」
これを心がければ結果は着実についてきます。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
↓よければこちらの記事も合わせてお読みください。
こんにちは、ひらきです。 今回は『「芸能活動の結論」食えない役者はこうすれば稼げるようになる』というテーマで、役者活動をしていくなら〇〇もやっていかなくては。 ということをお話をしていきますね。 役者を目指して[…]
ひらき(@khiraki0201)