こんにちは、ひらきです。
残念、なんと各国に比べてかなり下位の方なのです。
この記事では『日本のサラリーマンは〈出世意欲〉が最低?労働者で人生を終えるのか』というテーマでお話させていただきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
10代から20代にかけて芸能界で〈生きる〉ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台主催、脚本や演出など幅広く活動中。詳細や芸歴はこちら
・日本人の転職に対する傾向
・労働者で終わらない人生を送るためには
日本のサラリーマンは〈出世意欲〉が最低?
2019年8月、パーソル研究所は日本を含めたアジア太平洋地域(APAC)14カ国・地域に置いて、就業実態と自身の成長意識についてインターネット調査を実施しました。
その結果によると、日本の仕事に対する出世意欲は最低ランクとなり、ダントツで自己研鑽していない国となってしまいました。
出典:パーソル研究所
つまり日本人は仕事面や収入面での上昇意欲がものすごく低いということです。
この記事を読んで、これからの日本社会での〝働き方〟に少しでも考え方が変わるのではないでしょうか。
※対象となった国は
日本・中国・韓国・台湾・香港・タイ・フィリピン・インドネシア・マレーシア・シンガポール・ベトナム・インド・オーストラリア・ニュージーランドの14カ国の主要都市で働く人
僕のブログ記事では、日本のビジネス社会における日本人の〝価値観〟を度々書いています。
この度のパーソル研究所の調査結果はあまりにも絶望的です。
出世に対する意欲が低ければそこで自分の成長は止まってしまいます。
労働することに抵抗を感じつつも、行動をしようとしないという日本人らしい性格が表れているように感じます。
出世意欲の無さは学校教育が原因!?
日本では周りのみんなと〝足並みを揃えて歩く〟という教育が幼い頃から受けられてきています。
・いい大学に行っていい会社に就職しましょう
これが当たり前だと言われているのです。
確かに、一昔前では集団の中で周りと同じように労働するのが平均的な労働環境でしたが、現代の日本ではそれはただの〝平凡な労働者〟に過ぎません。
これからは〝個〟が強く主張できる時代、足並みを揃えているようでは価値のある人生は送れなくなってしまうのです。
こんにちは、ひらきです。 ひらき 【プロフィール】 ひらき(@khiraki0201) 芸能プロダクション/株式会社K'sLink代表取締役。 →https://kslink.jp 10代から20代にかけて芸[…]
管理職についての志向・出世意欲が最も低い日本
冒頭のグラフを参照にしますと、「あなたは、現在の会社で管理職になりたいと感じますか?」という問いに対し、日本人は最低の〈21.4%〉という最も低い割合でした。
〝管理職〟つまりは責任を持つということに日本人は抵抗があるようですね。
積極的な管理職志向を持っていない人が78.6%もいるということです。
やりがいのある仕事というのは一体何をもって言うことなのでしょうね。
自己研鑽をほとんどしない日本人
なんと日本人の1日の平均勉強時間はたったの〈6分〉という数字、これには驚きです。
いま、世界の時代の成長はものすごい勢いで変化していっています。
そんな中、常に新しい情報・時代の変化を勉強し続けていないとあっという間に置いていかれ、時代に取り残されてしまいます。
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同じくパーソル研究所の調査では勤務先以外での学習や自己啓発について、日本人は「特に何もやっていない」という回答が46.3%と14カ国のなかで断トツに高かったのです。
ちなみに2位はオーストラリアなのですが、24.8ポイントも差をつけての断トツなので日本人がどれだけ勉強不足なのかが分かります。
日本人の仕事選びに対する特徴
日本人が仕事選びについて何を重要視するのか、以下のような調査結果が出ています。
2位:職場の人間関係が良いこと
3位:休みやすいこと
今の若者が当てはまるようなぴったりな結果になっています。
各国と比べ年収については上位となっているのですが、〝職場の人間関係〟や〝休みやすさ〟は日本のみがランクインされているようです。
仕事に対する意欲というよりも、その環境に対してどれだけ優遇されるのか、これが強いように感じます。
『ブラック企業』というワードは日本独自のものになるわけですし「易しい環境でお金のために労働する」これが日本人の独自の傾向なのです。
起業志向・独立志向が日本は低い
こちらも最低の数字です。
日本人の起業や独立に対する志向は15.5%と14カ国のなかで最も低いのです。
冒頭で言ったように、日本人は管理職つまり〈責任〉を持つことに抵抗があるのです。
頭では思っていても〈行動〉することに意欲を出しません。
これだけ各企業が終身雇用に対し、保証が出来なくなり大手企業までもが〝副業〟の解禁を行なっている中、日本人はこのまま労働者のままでいいのかと常々思ってしまいます。
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〈転職〉に対しての日本人の特徴
では、日本人は〈転職〉に対してどのような意識を持っているのでしょうか。
これをお話していきます。
勤務先に対し、日本は『満足度』が低い
他の諸外国に比べ、日本は勤務先に関する満足度がとても低くなっています。
「職場の人間関係」に満足している人の割合:55.7%
「直属の上司」に満足している人の割合:50.4%
「仕事内容」に満足している人の割合:58.2%
これらは全て最下位という結果でした。
半数以上の人が、自分の仕事に対し〝満足〟をしていないのです。
どれだけ日本人が仕事が嫌いかが分かります。
勤続意欲が低く〝転職意思〟も低い日本
こちらは仕事に対する勤続の調査です。
転職について考えている人の割合:25.1%
こちら両方とも最下位の結果です。
「働きたくないけど転職もしたくない」なんていう思考を持ってしまっている人が多くいるのです。
転職しても年収が上がりにくい日本
またこちらも残酷な結果なのですが、転職後に「年収が上がった人」の割合は日本は43.2%と最も低い数字になっているのです。
そもそも〈転職〉というのは収入面よりもそこの職場環境が苦痛で移動するなんてのがほとんどですけれど、これでは仕事に対するモチベーションも下がってしまいます。
ちなみに日本以外ではいずれも6割以上の国が転職後に年収が上がっているのです。
労働者で人生を終えていいのか?
日本はこれだけ仕事に対して〝意欲〟が湧いていないにも関わらず、ほとんどの人がその環境を変えようという行動をしようとしません。
そのまま労働者として人生を終えてしまう人がほとんどなのです。
「周りがこうだから自分もこうする」と、日本人はこうやって周りに流されてしまう人が多いのです。
これにはやはり〝勉強不足〟が一番の要因だと僕は思っています。
とにかくたくさんの〈読書〉をしましょう。
経済やビジネス、自己啓発、たくさんの本を読むことで自分自身の考え方は大きく変わっていきます。
こんにちは、ひらきです。 ひらき 【プロフィール】 ひらき(@khiraki0201) 芸能プロダクション/株式会社K'sLink代表取締役。 10代から20代にかけて芸能界で〈生きる〉ためのノウハウを学び、3[…]
最近ではYouTubeでも『学び』について投稿している方が増えていますよね。
僕はよく車の運転をしている時は音楽など聞かずにYouTubeでインフルエンサーの方々の動画から、耳で勉強するようにしています。
【まとめ】人生を変えたければ行動しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『日本のサラリーマンは【出世意欲】が最低!労働者で人生を終えていいのか?』というテーマでお話させていただきました。
社会はこれだけ変化しているのに、日本人のほとんどが〝時代の荒波〟に対応出来ていません。
・意欲的でない
・動かない
日本のサラリーマンはこのままで大丈夫なのでしょうか?
世界は本当に変化していっています。
僕も会社経営者として、少しでも空いた時間があると〝学び〟に費やすようにしています。
とにかく勉強して、これからの日本社会を生き抜くようにしていきましょう。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき(@khiraki0201)