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〈新型コロナ〉日本の芸能界は〝不要不急〟と言われる3つの理由

こんにちは、ひらきです。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて芸能界で〈生きる〉ためのノウハウを学び、30歳で起業。
役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

2020年7月現在、未だ終息の目処が見えないコロナウィルス騒動。

各業界がはっきりとした活動をすることが出来ず、それは芸能界も例外ではありません。

芸能活動って不要不急なんて言われているけど、その理由はなんでなんだろう?

この記事では『〈新型コロナ〉日本の芸能界は〝不要不急〟と言われる3つの理由』をテーマに、このような疑問にお答えして生きます。

先に結論を言うと以下のような理由になります。

①エンタメに対する興味が薄く、経済の影響力がないと思われている
②芸能人が「上級国民」のようなイメージになっている
③そもそも3密から逃れられない現場環境であり移動も多い

ぜひ最後までお読みください。

〈新型コロナ〉日本の芸能界は〝不要不急〟と言われる3つの理由

コロナウィルスの影響により、2020年4月に発令された緊急事態宣言では多くの活動が自粛となりました。

僕も芸能界での事業を生業にしているので、売上も相当なダメージを受けてしまいました。

経済損失も計り知れません。

そんな自粛を呼びかける中で、口コミや掲示板を見ているとこんな投稿をよく目にします。

「芸能界なんて真っ先に自粛するべきだ」

「エンタメ業界なんて不要不急だろ」

おそらく他にも多くの方がこのように思っているはずです。

正直、僕はこのような意見に何も言い返すことができません・・。

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①エンタメに対する興味が薄く、経済の影響力がないと思われている

そもそも日本人は諸外国に比べてエンタメに対する意識が低いように感じます。

欧米では週末にミュージカルを観劇に行ったり、レストランに行けばショーが催されるのが一般的です。

しかし日本人は舞台にすら行ったことない人が大勢います。

僕は舞台公演をプロデュースする活動もしているのですが、集客のために声をかけるとこのような反応が返ってきます。

「舞台って行ったことないからよく分からない」

「映画より高いし、あまり興味ないよ」

これが日本のエンタメの現実です。

演出家で知られる宮本亜門さんはTBS系の『グッとラック!』でこのように言っていました。

「先進国の中で、これほど文化・芸術にお金を出さないところはないと思っていました。きっと政治家の皆さんは歌も歌ったことはないし、笑ったこともないのかな。そんなはずはないですよ。こういうときにバサッと『そういう人たち』という切り方をするんですよ」

確かにな、といったところです。

文化・芸術のない生活、それほどつまらないものはないのではないでしょうか。

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②「芸能人=上級国民」のようなイメージになっている

つい最近、とある悲惨な事件から「上級国民」なんてワードがトレンド入りしましたよね。

芸能人も世間から見たらそう思われているのでしょうか。

みなさんは芸能人と聞いてどのようなイメージがありますか。

・印税だけてもお金が入っている高級なイメージ
・好きなことやってお金稼いでいる
・テレビに出るだけで生活している

まあ、いろんな印象があるかと思いますが、いくら芸能人と言っても世間一般の方と何も変わりませんよ。

どうも『一般人<芸能人』なんて思われがちなんですよね・・。

確かに羽振りのいい生活をしている方もいますが、それは広い芸能界の中でもほんの一握りです。

このような方たちのイメージが強いから、「お金持ってるんだから活動しなくても大丈夫だろ。補償なんて以ての外」なんていう風に思われてしまうんですよね。

しかし実際はほとんどの方がアルバイトとの両立をしながら芸能活動をし、それこそ自粛なんて影響を受けたら生活が困難になってしまう方がほとんどです。

ただでさえ収入を得ることが難しい芸能業界は、活動の自粛をしてしまうと生活難になってしまう方が大勢いるのです。

③そもそも3密から逃れられない現場環境であり移動も多い

今テレビをつけると、どの番組もソーシャルディスタンスを意識しスタジオ収録での〝3密〟を避けるようになっています。

そもそも芸能の現場環境は3密ありきでないと仕事ができません。

テレビに映っている範囲では3密を避けるように心がけていますが、その裏では何十人ものスタッフがバタバタしながら番組を作っているのです。

2m以上の感覚を空けて作業することなど、とてもじゃないが不可能に近いです。

僕はドラマ制作の業務も請け負っているのですが、ロケが始まってしまうと県外の移動も多くなります。

大人数でスタジオ撮影はまさに3密。

さらに移動が加われば世間からいい目で見られるわけがありませんよね。

実は最近、請け負っていたとあるドラマの企画が来年へと延期になってしまいました。

わざわざこんな環境禍の中で無理に撮影しない方がいいというのは間違っていない判断だと思っています。

しかし、この状態が長く続いてしまえばテレビ業界自体が危うくなってしまうのも間違いないです。

すでに衰退してきているテレビ業界に、さらに追い討ちがかかったような感じですね。

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影響を受けるのは役者やアーティストだけではない、それを支えるスタッフもです!

芸能業界と聞くと、どうしても役者やアーティストばかりに目がいきがちですが、それを支えるスタッフの方々を忘れてはいけません。

本当に困っているのは彼らなのです。

タレントはYouTube配信やライブ配信、最近はZOOMを使ってドラマを撮ったりなど自粛期間中でも活動の幅を広げることができますが、スタッフはそうはいきません。

基本的に技術職になるので、撮影の仕事が止まってしまうと何も仕事ができなくなってしまうのです。

「スタッフは会社員なんじゃないの?」

なんて思われがちですが、結構フリーランスとして活動している方もいるのです。

そんな方たちが芸能業界に見切りをつけてしまったら撮影すること自体ができなくなってしまいます。

なかなか議論に出ることがありませんが、彼らは専門職であり芸能業界に欠かせない人たちなんですよ。

他の業種と同じように、不要不急なんて言われてしまうと芸能界でも苦しむ人が大勢でてくるんですよね。

【おわり】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『〈新型コロナ〉日本の芸能界は〝不要不急〟と言われる3つの理由』というテーマでお話させていただきました。

①エンタメに対する興味が薄く、経済の影響力がないと思われている
②芸能人が「上級国民」のようなイメージになっている
③そもそも3密から逃れられない現場環境であり移動も多い

未だ終わりの見えないコロナウィルス騒動。

芸能界はこれからどうやってエンタメ作品をつくっていくかを真剣に考えていかなければいけませんね。

〈著:ひらき〉書籍販売はこちら

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ひらき(@khiraki0201

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