こんにちは、ひらきです。
役者活動を継続していくためにはどうしたらいいのでしょうか?
結論を言いますと、それは「集客」です。
こんな方は非常に多いのではないでしょうか?
「一枚〇〇円のチケットを、今回の公演で〇〇枚以上売ってください」というものになります。
現場によっては前もってそのノルマ分のチケット代を主催者側に払うことがあります。
例)一枚3,000円のチケット、ノルマ25枚 3,000×25=75,000円
それは舞台役者として活動していく上で、誰しもが悩む一つの大きな壁でもあります。
僕自身も集客においては何年も苦しんでいます。
舞台役者はもちろん、ライブハウスでのミュージシャンやイベントのダンサーなども同じ悩みを抱えていますよね。
今回は『集客に困らない役者になるための「チケットノルマの解決方法」とは?』というテーマで、チケットノルマに困っている方たちに向けてお話をしていきます。
結論として、すぐに大量の集客をする方法などありません。
しかし、今回お話する内容を実践していけば徐々に集客数は増えていきます。
・積極的なコミュニケーション
・自ら企画・運営の『セルフプロデュース』
・とにかく場数を踏む
チケットノルマの解決方法として、このの4点を深掘りしてお話していきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
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集客に困らない役者になるための「チケットノルマの解決方法」とは?
どんな方でも、なんの実績や経験も無かったらいきなり何十人なんてお客さんを呼ぶことは出来ません。
芸能界での仕事を目指しても「集客という壁」に苦しんで挫折してしまう人は少なくないのです。
ではどうしたら解決できるのでしょうか?
日々のSNSの更新
皆さんはTwitterやFacebook、InstagramといったSNSツールを使っていますか?
最近では動画配信・ライブ配信なども流行っています。
それをどのように活用しているでしょうか?
SNSは今やビジネスツールとして多くのインフルエンサーや実業家が利用しています。
これからの時代、芸能界を目指すにせよビジネスで成功したいにせよ、このSNSというツールをフル活用していかなければあっという間に時代の流れに置いてかれてしまいます。
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Twitterを例にして例えましょう。
Twitterは一回のツイートで140文字という字数制限がありますが、だからこそここで凝縮した情報が発信できます。
多くのフォロワーを望むのであればこの140文字をフルに使い、一日最低でも10ツイートするだけでフォロワーは自然と増えてきます。
なんて思うかもしれませんが、最初のうちはなんでも良いのです。
とにかく発信し続けることが大事、そうすれば文章力も上がっていき有益な情報を提供できるようにもなります。
フォロワーが増えれば、そこで出演告知をすれば何重にもなって拡散されていきます。
そこから例え見知らぬ人でもお客さんとして来ていただければ、それはあなたのファンに繋がる大切な一人になるのです。
・毎日最低10ツイートの情報発信
・140文字の字数制限をフルに使う
・こちらからの「いいね」や「リプ」も忘れないように
積極的なコミュニケーション
SNSではWebコンテンツ上でしかコミュニケーションが取れません。
それって果たして本当のコミュニケーションと言えるのでしょうか。
大切なのは顔を合わせて会話をすること。これで初めて人はコミュニケーションをとることが出来るのです。
「チケット」を本当に売りたければ直接会って手売りで渡す、これだけ時代が変化していようとチケットを買ってもらい来ていただくお客さんへの本質は変わらないのです。
家族や友達、お世話になっている方へ一度電話をして直接会いに行く予定を立てるだけで〝チケット〟の購入率は大幅に上がります。
・電話をして直接会う予定を立てればチケット購入率は上がる
自ら企画・運営の「セルフプロデュース」
僕がよく言う言葉があります。
「これからの芸能界は〝セルフプロデュース〟時代だ」
と。
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芸能活動をする上で、芸能事務所(プロダクション)に所属しないと仕事は貰えません。
しかしこれからは受け身ばかりでなく自ら企画・運営していかなければ、これからの芸能界は生き残っていきません。
例えば、舞台公演を自分で主催してみたり、自分が中心となるイベントを開催してみるなどとにかく自分で企画・運営してみることです。
そうすることで、芸能界を渡っていくためのスキルが大幅に向上する上、お客さんの目からは「あの子の行動力はすごい!」「これからも注目していこう」という認識になります。
次に何かを告知するとき、これが〝集客〟へと繋がります。
・「セルフプロデュース」をし、世間に自分を注目させる
とにかく場数を踏む
そしてこれが一番大切なことですね。
「とにかく場数を踏むこと」
冒頭でも言ったように、いきなり何十人もの集客をすることは到底無理というもの。
お客さんは経験・キャリアを積むことによって、徐々に増えてくるのです
それには色々な現場に挑戦し、実績を増やしていくしかないのです。
数多くの現場で数多くのお客さんの目に触れれば、それだけ自分のファンになってくれる人が増えるチャンスが多くなります。
また、共演者同士とも繋がることが出来るので、そこからも「集客」に繋がることができます。
芸能界を目指している人は、特にお客さんとして足を運んでくれることが多いです。
・とにかく多くのお客さんの前で、自分という存在を知ってもらう
・共演者同士も集客に繋げる
集客に困らない役者になるためには
「集客」というのは、何十年も芸能界で活躍するプレイヤーでも抱える悩みの一つです。
僕は先日、こんなツイートをしました。
『チケットノルマ』って、アーティストを目指す人なら誰もが悩む壁
「お客さんをどうやって集めるか?」
「どうやって作品のことを知ってもらえるか?」
時代が変化してもこの環境は変わらない
しかし、情報を発信するツールは10年前に比べはるかに増えた!
これを活用しない手はない
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 9, 2019
集客という本質は変わらないのですが、集客を目的とするコンテンツは上記述べたように遥かに便利になっています。
今の時代はとにかく情報を発信し続けた人が、多くの集客を集める事が出来ます。
「信用のある人」こんな人がお客さんをたくさん集めます
どんな人がより多くのお客さんを集める事が出来るのでしょうか?
・積極的なコミュニケーション
・自ら企画・運営の「セルフプロデュース」
・とにかく場数を踏む
先ほど述べた上記4点をこなしている人はもちろんですが、特にこんな人がより多くのチケットを売る事が出来ます。
それは「信用を多く集めている人」です。
今は信用の時代と言われていますが、芸能界も同じです。
その人に信用があればお客さんは安心してチケットを買う事が出来ます。
反対に、信用がなければチケットは買って貰えません。
どれだけその人に実力があっても、どれだけ多くの経験を積んできていても、たった一度「信用」を失えばあっという間に芸能界で孤立してしまいます。
それほど信用というのは欠かせないものなのです。
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【まとめ】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『集客に困らない役者になるための「チケットノルマの解決方法」とは?』というテーマでお話させていただきました。
これを読んでくださっている方は芸能界での活動、特に「チケットノルマ」に苦しんでいる方が多いかと思います。
最初のうちは誰しもが「チケットノルマ」というシステムに、金銭的にも精神的にも苦しみますが、今回お話した4点を欠かさず続けていれば必ず集客数は増えてきます。
・積極的なコミュニケーション
・自ら企画・運営の「セルフプロデュース」
・とにかく場数を踏む
芸能界での仕事は、与えられた現場でパフォーマンスを披露することだけではありません。
その場にお客さんをどれだけ呼ぶ事が出来るかも、その人の芸能生活に大きく関わってくるのです
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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