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〈大手プロダクション〉と〈無名プロダクション〉を比較、所属するならどっち?

こんにちは、ひらきです。

芸能界を目指している方、芸能事務所(プロダクション)選びに悩んでいる方はかなり多いのではないでしょうか?

先日、こんなツイートをしました。

芸能界での活躍は、芸能プロダクションによって大きく左右されます。

しかし、数多くあるプロダクションの中から自分の芸能活動に合うところを探すのはかなり至難です。

芸能事務所は東京だけでも1,600社以上あると言われていますらね。

大手の事務所に入ればいいの?
小さい事務所に所属するメリットは?

結論から言いますと「自分の目指す芸能活動に見合った事務所に所属するのが一番」です。

今回は芸能プロダクションについて、『〈大手プロダクション〉と〈無名プロダクション〉を比較、所属するならどっち?』というテーマで、どんな事務所選びをしたらいいのかお話させていただきます。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

・大手プロダクションと無名プロダクションのメリット・デメリット
・なぜ芸能プロダクションに所属する必要があるのか
・これからの芸能活動は何を意識すればいいのか

大手プロダクションと無名プロダクションの比較

芸能界で活躍する人たちは役者や歌手、モデルやダンサー、お笑いなど幅広いジャンルに分かれています。

そもそも芸能プロダクションってどんなところなのか?

簡単に説明すると、

個人では活動不可能な仕事を、事務所の名の信頼の元で行う事ができます。

また、

マネージメントやスケジュール管理、タレントの育成・アドバイスなど組織として芸能活動する上で大きな役割を果たしています。

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大手プロダクションのメリットとデメリットとは?

芸能事務所はそれぞれの分野において「得意なジャンル」が分かれています。

事務所所属を検討している方は、まずは自分の目指すジャンルで事務所選びをするのが大前提となるわけです。

その中でも「有名で大きなプロダクション」に入った方が良いのか「無名の小さいプロダクション」に入った方がいいのか分かりませんよね。

大きいプロダクションにはこんなメリットがある
小さいプロダクションでもこんないい事がある

以下にまとめてみましたので参考にしてみてください。

大手プロダクションのメリット

有名な大手芸能プロダクションといえば以下のようなところが挙げられます。

・ホリプロ
・オスカープロモーション
・エイベックス・グループ
・スターダストプロモーション
・吉本興業
ほか多数

みなさんこの辺りはご存じですよね。

最近ではLDHなど、ライブや舞台、映画・ドラマと幅広く活躍する事務所が勢力を伸ばしてきています。

じゃあ、大手プロダクションに入るメリットってなんなの?

まずはその事務所の〈信頼度〉です。

やはり有名事務所は実績とキャリアがある分、信頼度が高いです。

なので仕事の質も違い、有名作品への起用される確率がそれだけ高くなります。

また〈知名度〉がある分、どの現場に行っても期待され、結果を残す事で次の仕事につなげる事が出来ます。

一流のプレイヤーが多く、

経験の豊富なスタッフの人数も多いので先輩方からのアドバイスや、マネージャースタッフからの指示も的確です。

メジャー進出を目標とするのであれば大手のプロダクションが一番可能性が高いです。

大手プロダクションのデメリット

逆に大手プロダクションのデメリットは何なのでしょうか。

え、大手プロダクションにデメリットなんてあるの?

まずは入所するのに書類審査、オーディションがあります。

この時点で素質が無いと判断されてしまったら所属する事自体が難しくなります。

「入所するには22歳未満まで」など、事務所にもよりますが年齢制限にも厳しいです。

それから〈お金〉です。

大手プロダクションの多くが所属するだけでも多くの資金がかかります。

・入所金に〇〇万円
・月々のレッスン代に〇〇万円

個人で払っていくには結構厳しい額になってきますので、家族の協力が必須になってきます。

そして大手プロダクションは人数が多い分、よほど飛び抜けた素質がないと「その他大勢扱い」されてしまう恐れがあります。

現場への積極性や、マネージャーへのアピールを怠ると「いつまで経ってもデビューできない」なんてことになりかねません。

無名プロダクションのメリットとデメリットとは?

では「無名プロダクション」のメリットとデメリットはどうなのでしょうか?

順番に説明していきましょう。

無名プロダクションのメリット

無名だからと行って侮ってはいけません。

小さい事務所だからこそならではの仕事(案件)のルートがあり、メジャー案件の他にも舞台やイベント業など、幅広く仕事を依頼されています。

また、

入所金や月謝などの〈資金面〉についても最近では「入所金はいただいておりません」というところが増えてきていて、レッスン料についてもそこまで高額なところはありません。

なので、「金銭的に厳しいけれど芸能界を目指したい」なんて方にはオススメです。

なぜそれが実現できるかというと、無名なプロダクションは人材募集が大変なのです。

「お金はかかりません」

と宣伝することで少しでも多くのタレント志望の子たちに入所して欲しいからです。

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それから所属している人数も少ないので、自分自身をアピールできる機会が増えます。

スタッフとの距離も近いため、マネージメントする上でより的確に親身になって教育をしてくれます。

「有名になることにこだわりはないが、芸能活動をしていきたい!」

という方にオススメです。

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無名プロダクションのデメリット

無名プロダクションのデメリットはどうなのか?

まずは〈仕事の質〉です。

大手に比べ、企業からの依頼がそこまで多くない上、映画・ドラマだとメインキャストとして起用されることはまず難しいです。

知名度があり、実績があるところに上質な仕事依頼がいきます。

残念ながらこれが今の日本の芸能界の現状です。

また、今の時代会社を運営していくというのが大変難しくなってきています。

特に中小の会社はいつ無くなってもおかしくありません。

そういう意味では所属したところで将来芸能界で活躍できるという保証が出来ないのです。

僕の経営する芸能プロダクション「株式会社K’sLink」では、常に新しい仲間を募っています。

所属するならどっち?

では所属するには「大手プロダクション」と「無名プロダクション」どちらがいいのでしょうか?

冒頭でも言いましたが「自分の活動する方向性によって決めるのが一番」です。

大手に所属したからといって周りとの格差を感じてしまい、お金だけ支払ってそのまま終わってしまう子や、無名プロダクションに所属して何もしないで受け身のまま仕事も貰えず自然消滅。

なんて子もいます。

こればかりは自分で決めるしかないのです。

上記の比較でも述べたように、自分のやり方に合った事務所選びをするのが一番です。

事務所に頼らず、これからは〈セルフプロデュース〉の時代

事務所というのはあくまで芸能活動する上でのきっかけにすぎません。

なぜかというと、

これからは自分自身で自分を営業、つまり〈セルフプロデュース〉していかないと芸能界を歩んでいくことは難しくなってくるのです。

SNSや動画コンテンツで活躍するタレントたち

皆さんはSNSや動画サイト、一度は利用したことがありますよね。

もはや生活の一部になっている人も多いはず。

その中で活躍している人たちは皆、この〈セルフプロデュース〉が出来ているからこそあそこまで視聴者に影響力を与えているのです。

集客のための〈資産構築〉を怠らない

芸能活動を行っていく上で、ファンを増やすことはとても重要なこと。

そのためには集客のための〈資産構築〉を怠ってはいけません。

資産構築って何?

って思うかもしれませんね。

SNSや動画コンテンツで自分のお客さんを増やすための積み重ねの作業を行うことを言います。

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芸能界もビジネス!

芸能という職業は、表現者でありクリエイター。

しかし、

忘れてはいけないのはあくまで「芸能界はビジネス」なのです。

自分の好きな表現だけしていたい好きなことしかやりやくななんて考えでは芸能界で食べていくことは難しいです。

それは言い方を変えてしまうと〝趣味〟と呼ばれるもの。

稼ぎたければ芸能界もビジネスとして捉えるべきです。

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【まとめ】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『〈大手プロダクション〉と〈無名プロダクション〉を比較、所属するならどっち?』というテーマでお話させていただきました。

どんな芸能プロダクションにもメリット・デメリットというのはあります。

その中で、自分に見合った事務所を選ぶというのはかなり至難です。

たまたま運良く自分の適正にぴったり合った事務所に巡り合う子もいれば、せっかく入所したものの自分のやりたいことと合わずにすぐに退所という形になってしまう子もいます。

うまいこと口車に乗せて、お金のために入所させる!なんてプロダクションは少なくないですからね。

(商売なので仕方ないのですが)

こればかりは自分で見極めるしかないのです。

我々はエンターテインメントの職業ですから、お客を楽しませて商売ができるのが一番ですよね。

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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ひらき(@khiraki0201

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