こんにちは、ひらきです。
芸能界を目指していると、
「自分の周りにどれくらいのライバルがいるのか?」
「その中からどのくらいの確率で成功するのか?」
気になりませんか?
どれくらいの人たちが芸能の仕事だけで食べていけるようになっているんだろう?
この記事では『【2024年】日本の芸能人の人数ってどれくらい?成功する確率は?』というテーマで、こんな疑問にお答えしていきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・この中からどのくらいの確率で成功するのか?
・芸能人は普段どんな活動をしているのか?
【2024年】日本の芸能人の人数ってどれくらい?
日本の芸能人の人数はどれくらいなのでしょうか?
先に結論を言います。
・タレント名鑑に登録されている芸能人の数はおよそ11,000人
・タレントデータバンクに登録されている数はおよそ24,000人
となっています。
※参考:タレント名鑑、タレントデータバンク
しかし、芸能界を目指している全ての方たちがここに記載されているわけではありません。
タレント名鑑やタレントデータバンクは任意での登録になるため、芸能活動していても登録されていない方は数多くいるのです。
結局、芸能人の総数はどれくらいいるの?
「役者を目指しています」
「芸能プロダクションに所属しています」
こんな方を含めると、ぶっちゃけ全てを数えることは〝不可能〟です。
というのも、日本の芸能界では「〇〇すれば芸能人と名乗っていい」という境界線がないからです。
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例えば、とあるドラマにエキストラとして出演したり、キャパ数の少ない小劇場で役者活動しているだけでも芸能人と名乗れてしまいます。
もちろん、どんな形だろうとどんな作品だろうと人前で表現する仕事は立派な芸能活動になりますが、このように小規模の活動をしている方たちを全て数えるのは難しいです。
働きながら芸能活動する方も大勢います
芸能活動をしているほとんどの方は、それだけで食べていくことは厳しいのです。
中には「本業はサラリーマン、時間の合間を見つけて芸能活動」なんて方も大勢います。
実際に、僕が主催している劇団でもサラリーマンやりながら舞台出演した方もいました。
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こんな風にサラリーマンやりながらでも表現の世界で活動をし、それで少しでも収入を得られていたら芸能人と呼べてしまいます。
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結果、全ての芸能人の人数を測定することは〝不可能〟です
タレント名鑑やタレントデータバンクのように、人数が明確になっている数はほんの一部ということです。
・タレント名鑑に登録されている芸能人の数はおよそ11,000人
・タレントデータバンクに登録されている数はおよそ24,000人
※参考:タレント名鑑、タレントデータバンク
こうやって数字として記載がされているなら分かりやすいのですが、上記で述べたようなことを総合すると全ての芸能人の人数を測定することは到底〝不可能〟と言えます。
つまりそれだけ芸能界で活躍していくには競合相手が多いということです。
芸能界で成功する確率は?
では芸能界で成功する確率は一体どのくらいなのでしょうか?
といっても、母数が明確ではない分、正確な割合を測定することはできません。
僕が長年歩んできた芸能生活の感覚から言うと、芸能活動だけで食べていけるようになる人は〝1割〟もいないんじゃないかと感じます。
ぶっちゃけ、ほんの数%程度なんじゃないでしょうか?
多くの方が「30代、40代になってもアルバイト生活をしながら芸能界を目指す」なんて生活を送っているのが現状なのです。
芸能界で食べていけるのはほんの一握り
どのくらいの人数、芸能人の名前を挙げることができますか?
100人?
200人?
300人?
ほとんどの方がせいぜいこのくらいじゃないでしょうか。
世間で認知されているということは、それだけメディアへの露出頻度が高いということ。
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ではこの世間に認知されている、いわゆる有名芸能人の方たちは全員芸能活動だけで生活ができているのでしょうか?
答えは、んん〜〝ほぼYES〟と答えておきましょう。
ある程度有名になればその分仕事量も増えるし、出演料(ギャラ)も上がるわけですからね。
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しかしメディアに露出している芸能人全てが、必ずしもそれだけで生活しているわけではありません。
所属しているプロダクションによっては出演料(ギャラ)の数十%が引かれ、自分の懐に入る収入はほんのわずか。
なんてこともあり得るからです。
(某、大手お笑い事務所は8〜9割が事務所の取り分になってしまうことで有名ですね)
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また、一発屋と呼ばれるようなタレントたちも「あの人は今・・」みたいな感じで、過去の有名タレント扱いになってしまうと芸能活動での収入はほとんどなくなってしまうと考えていいでしょう。
知名度が低くても食べていけている人はいる
「有名芸能人じゃないと食べていけるようにならないのか?」
答えは〝NO〟です。
決してメディア露出が多くない、世間への認知度がそこまで高くない人でも、芸能界で食べていくことは可能なのです。
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まさしく僕〝ひらき〟自身がそのいい例じゃないでしょうか。
僕は本名:宮島啓として役者活動をしていますが、みなさん僕のこと知っていますか?
知らないですよね。
タレント名鑑やタレントデータバンクへの登録、Wikipediaの作成など一切やっていないので知名度はほぼゼロに近いです。
しかし、アルバイトなどしなくても今は芸能活動一本で生活することができています。
なぜ有名じゃないのに食べていけるのか?
⬇︎詳しくはこちらの記事をお読みください。
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多くの人はほんの数年で挫折してしまう
ご存知の通り、芸能界で食べていくことは本当に難しいです。
明確な数字は測定できませんが、芸能人の総人数や世間に認知されている有名芸能人の数を考えると、ほんの数%しか芸能界で活躍することはできません。
このような現実があると、どうしても芸能界の道を途中で諦め挫折してしまう人が絶えません。
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しかし、エンタメ業界は無理に続けるような世界ではありません。
〝ゴールのない表現の世界を探求し、世間を楽しませる〟
これは決して簡単なことではないからです。
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僕は芸能界で食べていけるようになるまでに10年以上の時間がかかりました。
もちろん、もっと結果が早く出る人もいますが、ほんの数年頑張っただけでは芸能界で安定した仕事量をもらうことは不可能に近いです。
すぐに諦めてしまう人は、この現実を認識できていないのでしょう。
【おわり】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『【2024年】日本の芸能人の人数ってどれくらい?成功する確率は?』というテーマでお話させていただきました。
まとめさせていただきますと、芸能人と呼ばれる人の正確な数を把握することは難しいですが、タレント名鑑・タレントデータバンクに登録されている方を含めるとおそらく数万人〜十数万人と言われています。
・タレント名鑑に登録されている芸能人の数はおよそ11,000人
・タレントデータバンクに登録されている数はおよそ24,000人
※参考:タレント名鑑、タレントデータバンク
このなかで実際に食べていけるようになる人はどれくらいいるのでしょう。
これも明確な数字が定かにはなりませんんが、ほんの数%程度でしょうね。
芸能界を目指すのであれば、この数字の中で戦っていく覚悟を身につけることをおすすめします。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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