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「会社経営者が教える」起業についての3つの基礎知識とお金の話

こんにちは、ひらきです。

「いずれ起業して、自分で事業をやってみたい」

こんな方、増えましたね。

今回は会社起業についてのお話です。

・起業についての知識が全くない
・まずは何を勉強すればいいの

こんな方に向けて、この記事では『「会社経営者が教える」起業についての3つの基礎知識とお金の話』というテーマでお話していきます。

①法人(株式会社など)と個人事業主の違い
②起業に必要となる資金について
③会社運営していくためのお金の管理について

これらをそれぞれ深掘りしてお話していきます。

起業するための準備

起業するにはもちろん〈準備〉が必要です。

なんの準備もしないで、いきなり法務局に行って「会社作りたいです」なんて言っても職員たちはポカンです。

会社の起業はたくさんの勉強と準備が必要になります。

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起業するには〝目的〟を決めよう

まずはじめに、どんな〝目的〟で起業するのかを決めましょう。

・なぜ起業したいのか
・起業してどんな事業をやりたいのか
・世間にどんなサービスを提供したいのか

これらが明確になっていないと、ただ漠然と「会社を立ち上げて社長になる」なんて思っても成功は出来ません。

会社の起業とは、決めた〝目的〟の延長上にあるのです。

まずは簡単なビジネスから始めるのもアリ

ビジネスを行うということは簡単なものではありません。

特に「多くの資金を調達して大規模な事業を展開したい」というのはそれだけリスクを伴います。

「今までビジネスの経験がない」という方は、リスクのない簡単なビジネスから始めてみることをおすすめします。

ビジネスのノウハウを少し学ぶだけでも、会社起業の知識として役に立ちます。

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「会社経営者が教える」起業についての〈3つ〉の基礎知識とお金の話

ではここからが本題です。

会社起業についての基礎知識をそれぞれお話させていただきます。

これから会社起業を考えている方は是非参考にしてみてください。

起業の基礎知識①:法人(株式会社など)と個人事業主の違い

まずは起業をするための大前提「法人(株式会社など)と個人事業主の違い」について理解していきましょう。

●法人とは
法人として会社を起業することは、国の法律によって権利能力を認められたものを言います。
複数の人数で組織している会社や学校、労働組合、神社などが当てはまります。
各地域の法務局に行って登記申請を行うわけですが、およそ200,000〜300,000円の費用がかかってきます。これには設立にかかる登録免許税や手数料が含まれています。
費用はかかりますが、法人の大きなメリットとして社会からの「信頼」があります。融資の相談や不動産の相談は法人の方が明らかに有利です。
また、資本金に関して今は昔と違い1円〜登記申請することが可能になっています。
●個人事業主とは
簡単に説明すると「個人で事業を行なっている人」のことを言います。
一人でも法人として会社経営している人もいますが、個人事業主は税務署に開業届を提出すれば誰でも起業することができます。
小規模の飲食店や、メディア業界で働く役者や歌手に多いです。
また収入面でもメリットがあり、自分で売り上げた収益は全て自分の収入になるという点があります。
法人の場合ですと会社員のように毎月の給与を決めなくてはいけないので、収入は一定いたものになってしまいます。
より自由な働き方ができるのは個人事業主での起業になります。

このように、同じ〝起業〟といっても法人と個人事業主で大きく異なります。

事業内容やビジネスの規模、税金の支払いなどを考慮してどちらで起業するかを検討した方がいいでしょう。

起業の基礎知識②:起業に必要となる資金について

次に、起業するために必要な「資金」についてお話していきます。

どんな事業を行うにも、基本的には〈資金〉つまりお金がかかってきます。

そして、この資金にも〈設備資金〉と〈運転資金〉という種類があるので説明していきましょう。

●設備資金とは
その名の通り、事業を始めていくために必要な設備をするための資金になります。
例えば会社設立のための登録免許税や事務所を借りるための初期費用、ホームページ作成費、パソコン購入費、電話やFAX、事務用品の購入など、会社設立はとにかくお金がかかります。
事業を始める際の最初にかかる費用、それが設備資金になります。
●運転資金とは
運転資金は会社運営において毎月かかってくる資金になります。
従業員を雇用しているのであればその人件費、事務所の家賃や水道・光熱費、電話代、外注費、商品の仕入れ代など、事業内容によっては何もしないでも費用が発生するのです。
事業を行なっていく上で運転資金がどれだけかかってくるのか、これをしっかり把握することが経営者として大切なことになります。

資金がどのようにかかるのか、どのようにかかってくるのか。

これを理解しないととても会社運営というのは出来ません。

自分のやろうとしている事業がどういう内訳でお金が動くのかを計算しましょう。

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資金調達はどうすればいいのか?

では資金の調達はどうしたらいいのでしょうか?

自己資金(自分のお金)で会社運営が出来るのならそれに越したことはないですが、事業を始めていくときに最初から何十万も何百万も用意できない人がほとんどです。

こうした時に利用するのが〈融資〉になります。

といっても〈融資〉として資金を調達する機関は様々あり、それぞれ金利の大きさや借入までの期間が異なっていて審査に厳しいところもまります。

●『日本政策金融公庫』などの国の金融機関
難易度:★☆☆☆☆
金利はおよそ1.0%台〜2.0%台と非常に低い
審査は厳しく、融資担当者との面接もある。融資を受けるまでに約数週間〜3ヶ月ほどかかる
●『銀行』などの金融機関
難易度:★★★☆☆
金利はおよそ2.0%台〜6.0%台とばらつきがあり、日本政策金融公庫に比べたらやや高め
審査は厳しく、融資担当者との面接もある。融資を受けるまでに約1週間〜3週間ほどかかる
●『カードローン』などのノンバンク
難易度:★★★★★
金利は10%台〜20%台とかなり高い
カードローンなど、審査や手続きは非常に簡単で、最短で1時間程度で借りることができる
※借りることはおすすめしません
●『クラウドファンディング』の利用
難易度:★★☆☆☆
自分のファンや民間から資金を調達する方法
これまでの実績や事業内容によって、調達できたり全くゼロの可能性もある

このように、資金の調達方法は分かれています。

融資を考えている方はまず〈日本政策金融公庫〉に相談しましょう。

審査は厳しいですが国が運営している金融機関ということもあり金利が非常に低く安心です。

「カードローン」は審査が非常にゆるく、ぶっちゃけどんな方でも10万円くらいならほんの1時間くらいですぐに借りられます。

ただし金利が非常に高いのでおすすめはしません。

カードローンははっきり言って〝沼〟です。

ハマってしまったら抜け出せません。

手を出さないようにしましょう。

融資=借金です

「融資」と言うと聞こえはいいですが、言い方を変えると〝借金〟です。

どんな人でも借金をするというのは抵抗があるはずです。

しかし事業を展開していく際の借金は、その後さらに大きな利益を生むための〝投資〟だと思ってください。

ただし、経営とは事業に失敗したら借金だけが残ります。

〈自己破産〉や〈債務整理〉などは簡単に決断できるものではありません。

融資を受ける際はくれぐれも計画的に。

起業の基礎知識③:会社運営していくためのお金の管理について

会社企業についての3つめの基礎知識は「お金の管理」についてです。

「数字は苦手なんだよねー」

なんて方、会社をやっていくならそんなことは言っていられません。

しっかり把握するようにしましょう。

会計作業は必須

会社経営はお金の流れをしっかり管理することが必須です。

「どこからどれだけのお金が入ってきたのか(収入)」

「どこにどれだけのお金が出ていっているのか(支出)」

これを理解していないと、正直会社は潰れます。

〈収入〉と〈支出〉を管理することが出来れば、その後の運営の利益計画をたてることも出来ます。

ただがむしゃらに仕事をして収入を得ていても、それ以上に支出が多かったらマイナスですよね。

このお金の動きを把握していない会社経営者って実は結構多いのです。

そしてそんな経営者は毎月の資金繰りに苦しめられているのです。(実は会社創業当初の僕自身がそうでした)

外注が難しければ会計ソフト

いま僕の会社の会計作業は全て税理士さんにお願いしていますが、いきなり外注で税理士にお願いするというのはお金がかかるし信用できる税理士さんを見つけるのはなかなか大変です。

まずは自分でしっかりお金の管理を学ぶことをおすすめします。

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【まとめ】自分で人生を決めたいなら起業

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は『「会社経営者が教える」起業についての3つの基礎知識とお金の話』というテーマでお話させていただきました。

企業に縛られない働き方、それが〝起業〟になります。

「自分の人生をもっと自由にしたい」

「自分自身で人生を作っていきたい」

こんな風に思っていたら是非起業について前向きに考えてみた方がいいかと思います。

しかしそれにはしっかりと勉強をしていきましょう。

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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