こんにちは、ひらきです。
先日僕は「30代でも役者になれるのか?」というテーマで記事を書かせていただきました。
こんにちは、ひらきです。 毎日メディアで取りあげられる芸能界の世界。 多くの方が一度は憧れを持ちます。 しかし「芸能界は長い下積み時代があってこそ輝くことができる世界」なんて思っていませんか? 昔[…]
ざっくり結論を言いますと、「30歳を境に役者志望の人たちは芸能界を追うか、就職するかという選択に迫られるため、30代は役者の空席が多いのです」というお話をしました。
では〈40代〉はどうなのか、〈40代〉からでも役者を目指すことは可能なのでしょうか?
でも40歳過ぎても出来るの?
結論から言いますと、十分に可能です。
役者というのはいくつになってもその年代ごとで需要がありますからね。
そして演技を学ぶことに早いも遅いも関係ありません。
今回は『〈40代〉から役者はもう遅い?オーディションを受けられるのか?』というテーマでお話していきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・どのようにスタートをすればいいのか?
・普通の会社員と芸能界での生活の違いとは?
〈40代〉から役者はもう遅い?
何を言っているんですか、大丈夫に決まっていますよ。
確かに芸能界で活躍しているほとんどの人は、子役から様々な現場で経験を積んでいたり、長年きびしい環境に身を置いていたりととにかく多くのキャリアを積んでいます。
しかし、その人たちは芸能界で経験を積んできた人たち。
サラリーマンとして企業勤めで経験を積んできた人たちは、演技にまた違った味が出るのです。
役者を目指すことに、年齢は関係ありません
何より、
「役者を目指すことに年齢は関係ありません」。
僕は先日、このようなツイートをしました。
「40代」からでも芸能界を目指す?
やる気と根性あれば可能です
むしろ40代って社会経験豊富だからいい味出るんですよね
僕の経験ですと、映像よりも舞台で需要があります
舞台って20〜30代ばかりで色味がないんですよ
人生経験ある人はステージ上でオーラを放ちます✨
うちに欲しい
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 25, 2019
役者は年齢関係なく、どの世代でも需要があります。
よく考えてみてください。
ドラマや舞台に出演しているキャストが、全員同じ年代ばかりだったら全く面白くないですよね。
芸能プロダクション(事務所)や劇団のドアをノックしましょう
でもいきなり「役者を目指す」なんて言ってもわからないと思います。
役者を目指すのであればテレビドラマをやりたいのか、映画をやりたいのか、舞台をやりたいのか、一言で〈役者〉と言っても活動の場は多くあります。
特に40代はあまり活動の幅を広げても、仕事の都合や家庭の事情がある方が多いかと思います。
芸能プロダクション(事務所)や劇団にしっかりと活動していくジャンルを絞って相談することを勧めます。
それによって拠点となる芸能プロダクションや劇団を選んでいってください。
こんにちは、ひらきです。 芸能界を目指すには「芸能プロダクションに所属すること」が必須になります。 ・どうしてプロダクションに所属するの ・どんなプロダクションを選んでいいかわからない 芸能界[…]
芸能界は若さばかりを求めるわけではありません
芸能界は若いからといって成功する世界ではありません。
むしろ若いうちは生意気な態度をとったり、道徳から外れた行動をとったりと周りに迷惑をかける子たちがたくさんいます。
芸能界といえど、所詮は〈信用〉の世界ですからね。
謙虚であり、素直であることが芸能界を歩んでいくための常識になります。
(芸能界に限らずですが・・)
こんにちは、ひらきです。 突然ですが質問です。 永く芸能界を渡っていくには何が重要だと思いますか? え、なんだろ 実績?実力?知名度? かな・・ こんな風に思っている方、ぜひ最後までお読みください。 […]
だからある程度、社会人としての経験を積んできている人の方が信用がありますし素直な分スキルアップの成長が早いです。
僕自身の会社を推奨するわけではないですが、中小の芸能プロダクションは年齢関係なくやる気のある人を受け入れてくれます。
劇団なんて40代以上の方、大歓迎ですよ。
幅広い年齢層の人がそこに所属した方が、団体として活動の幅が広がりますからね。
活動の拠点が決まったら、芸能生活がスタートです!
活動の拠点が決まったら、本格的に芸能活動のスタートです。
と言っても、いきなり台詞(セリフ)つきの役の仕事がもらえたり、テレビに出て大活躍!
なんてことはまずありえません。
それもそのはず、
何の経験もスキルもない人に役者の仕事が回ってくるはずがありません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
どんな小さな仕事、例えばエキストラ案件などオーディションがなく、書類選考のみで受けられる仕事は率先して受けていきましょう。
そしてプロダクションに所属するのであれば〈レッスン〉は必ず受けるようにしましょう。
クライアントさんは、出演してもらうタレントに経歴や技術(スキル)を求めます。
最初は真っ白の自分のプロフィール、これを埋めていく作業をしていきましょう。
こんにちは、ひらきです。 芸能界を目指していく方、ほとんどの方がどこかの芸能プロダクション(事務所)に所属しています。 そこで設けられているのが、各々スキル向上のための〈レッスン〉です。 事務所によってレッスン内容や講師、[…]
オーディションを受けられるのか?
では〈40代〉でもオーディションを受けることは出来るのでしょうか?
もちろんです、
案件の条件や、クライアントが求めているキャラクターにもよりますが、オーディションを受けられない年齢などありません。
先ほども言いましたが、どんな小さな仕事でもどんどん受けていきましょう。
仕事の大きさよりも、まずは経験数です。
スキルを磨き、経験を踏む。
地道な作業ですがこれが役者になるための道なのです。
40代でもチャンスは転がっています
40代でも地道に努力を重ねていけば、必ずチャンスを掴むことができます。
僕が今まで現場経験を踏んできて、20代よりも40代の方が我々の目に映る印象が良いです。
先ほど言ったように、40代の社会人経験というのはそれが演技として現れ、現場でも人柄が現れます。
そういう姿が監督やプロデューサーの目に入れば「次も仕事を受けてもらいたい」という風な印象を与えます。
ちなみに、今やスクリーンで大活躍のリリー・フランキーさんは役者デビューしたのが45歳になってからです。
すごいですよね。
芸能界を普通の社会だと思ったらびっくりしますよ
「何年も企業に勤めてきましたが、芸能の世界に飛び込んできました!」
なんて方は、その業務内容のギャップに驚きます。
・労働は月に〇〇時間まで。
・週に1〜2日は必ず休みをとる。
なんてものは芸能の世界にはありません。
特にドラマ撮影や映画撮影は早朝から深夜まで、数ヶ月にも及んで休みなしに業務が続きます。
これは極端な例ですが、生活は間違いなく不安定になります。
芸能界と仕事・家庭の両立、これを望むのであればあまり広範囲に渡って活動の幅を広げないほうがいいかもしれませんね。
【まとめ】40代でも役者になれます、思い切って踏み出してみましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『〈40代〉から役者はもう遅い?オーディションを受けられるのか?』というテーマでお話させていただきました。
これを読んでくださっている読者の方で、「よし、40過ぎたけど役者を目指してみよう!」なんて方が少しでも増えてくれたら嬉しいです。
僕自身、芸能という業界で働いていますが、色んな世代の方々と芸能界を盛り上げていきたいと思っています
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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