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芸能プロダクション(事務所)の経営学!芸能界も時代の変化に対応を!

こんにちは、ひらきです。

僕は役者を中心に活動しているのですが、同時に芸能プロダクション(事務所)の経営者でもあります。

経営して間も無く7年と言うまだまだ若い会社ですが、すでに多くのタレントと多くのスタッフに支えられながらここまで運営出来ています。

芸能プロダクションの経営とはどんなものなの?
タレントって芸能プロダクションに所属しなきゃダメなの?

こうした疑問にお答えするために、今回は『芸能プロダクション(事務所)の経営学!芸能界も時代の変化に対応を!』というテーマでお話させていただきます。

これからの時代、タレント側は〈セルフプロデュース〉の時代になっていき、芸能プロダクションの運営は大きく変わっていきます。

その経営学についてお話させていただきます。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

・芸能プロダクションはどのような運営なのか?
・芸能界はどのように変化をしていくべきなのか?
・〈セルフプロデュース〉っていったい何?

芸能プロダクション(事務所)の経営学!

芸能プロダクション(事務所)の経営学とは一体どのようなものなのでしょうか?

まず、芸能ダクションがどのようなビジネスモデルになっているのか説明しますね。

このように、映画やドラマ・モデルや興行イベントなどで働くタレントたちは企業が芸能プロダクションに業務を委託し、それをタレントたちに依頼する流れとなっています。

つまり芸能プロダクションは、タレントたちへの仕事の仲介役を担っているわけです。

さらに仕事の質を高めるために各タレントの育成の強化にも務める、これが芸能プロダクションの経営になりますね。

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では、芸能プロダクションの経営形態はどうなっているのでしょうか?

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芸能プロダクションってどのくらいあるの?

皆さんは芸能プロダクションが全国にどれだけあると思いますか?

メディアなどで活躍する人気のタレントを数多く抱えている大手プロダクションや、無名のタレントが数人しか所属していないような小さい芸能事務所。

これらを全て正確に数えることは不可能なのですが、芸能プロダクションは東京だけでも約1,600社以上あると調査されています。

ちなみにその所在地は東京・神奈川だけで4分の3を占めています。

これは首都圏にテレビ局や制作会社、出版社などが多く集中しているからでしょうね。

基本的に少人数で働く芸能事務所の社員

では、芸能プロダクションではどのくらいの従業員が働いているのでしょうか?

芸能プロダクションで働く従業員数は平均して10人未満と言われています。

思ったより少ないですね。

ちなみに社員100人を超えるような大きい企業は全体の約1%未満になります。

なぜこんなに少なくて済むかというと、芸能プロダクションの固定費というのはそこまで大きくかかるわけではなく、タレント側も一部を除きスポット的にしか活動しないので少人数体制で運営が出来てしまうのです。

芸能プロダクションの経営者年齢は40〜70代と多くいますが、僕のような30代での経営者は少ないようで。

芸能界では経験値が絶対的に必要になってきますので、年齢を重ねるごとに経営者が増えているのは納得です。

しかしこれからに時代は、比較的若い世代の経営者の方がトレンドに乗っかりやすくタレントと同じ目線になって経営が出来るので、今後は僕のような20〜30代の経営者が増えてくると思います。

社歴10年未満が3分の1

なんと社歴10年未満が全体の3分の1にも満たないのです。

これの主な原因としては、近年のテレビ離れの深刻化と、年々変化し続ける芸能界のトレンドに経営側が追いついて行けていないのが原因ではないかと思います。

芸能プロダクションを経営するにも、常に最新のトレンドを勉強していないとダメな時代になっているのです。

まあ、芸能プロダクションに限らずどの業界でも会社が生き残っていくというのは非常に難しいわけなんですが。

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芸能界も時代の変化に対応を!

芸能界は常に時代の変化に敏感になっていないといけません。

「僕は僕のやりたい表現しかやりたくない」

「たとえ時代が変わろうと、うちの会社のやり方は変えない」

こんなことを言っていては間違いなく潰れていきます。

どんな業界でも同じことが言えますが、生き残る企業というのは「変化に対応できる企業」なのです。

今までのようにタレントを営業するやり方はもう古い?

これまで芸能業界というのは、各マネージャーがテレビ局や制作会社にタレントを売り込みし、仕事をもらうというのが主流でした。

しかし最近、こんなアナログなやり方では時間がかかる上、教育するにも膨大なコストがかかってしまいます。

では、これからの時代どうやってタレントを営業していったらいいのでしょうか?

それはずばり〈セルフプロデュース〉です。

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これからは〈セルフプロデュース〉の時代

タレントを目指している方は、今までSNSを少しでもやったことある人が多いはずです。

これからは「少しやったことる程度」ではダメなのです。

SNSや動画配信コンテンツをフル活用して、自分自身でインフルエンサーになっていかなければこれからの芸能界では通用していかなくなります。

つまり自分自身でプロデュースすること〈セルフプロデュース〉なのです。

実際に最近のオーディション案件ではSNSのフォロワー数や、主に活用しているコンテンツなどを問われることが多くなりました。

SNSや動画コンテンツを趣味で捉えてり、見ているだけでは芸能界は生きていけません。

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それでもタレントは事務所に所属しておくほうがいい

しかし、いくら〈セルフプロデュース〉だろうとタレントは芸能事務所に所属しておいた方がいいです。

それは「信用」が大きく関わってくるからです。

個人で活動していると、どうしてもいただける仕事に限界があります。

それは「信用」がないから。

事務所に所属することで会社のブランドがそのまま信用に繋がります。

本気で芸能界を目指したいなら事務所に所属しながら〈セルフプロデュース〉。

これがこれからのマストになってきます。

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どのビジネス業界においても同じことが言える

上記お話しした内容は、どのビジネス業界においても同じことが言えます。

「SNSなんてやったことない」

「動画サイト?素人の作る動画なんて興味ないよ」

こんなことではその会社は潰れていきます。

何事も時代の変化に対応していかなくてはいけませんね。

芸能界はビジネス、お金に頓着がなければ成功しない

所詮、芸能界もビジネスなのです。

つまりお金に頓着がなければ経営していくことは難しいのです。

タレント側でも特に勘違いが多いのですが、「アーティストとして自分のやりたいことしかやりません」「プライドがあるので、そんな仕事は受けません」

それで食べていけているならいいのですが、商売が成り立たないうちからそんなことを言っているなら絶対に成功はしません。

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【まとめ】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『芸能プロダクション(事務所)の経営学!芸能界も時代の変化に対応を!』というテーマでお話させていただきました。

芸能界もこれからの時代の変化に合わせて、先読みしながら対応していかなくてはいけないのです。

つまり「勉強すること」が大切になってきます。

現状維持、という言葉はこれからのビジネス界では完全にタブーになってきます。

変化し続けてましょう

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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ひらき(@khiraki0201

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