こんにちは、ひらきです。
将来の夢は「YouTuber になりたい!」
こんな小学生が2017年度より〈将来の夢ランキング〉にランクインするようになってきました。
これに対し、世間はどのように思っているのでしょうか?
先日僕はこのようなツイートをしました。
将来の夢は何?
「ユーチューバー!!」
こんな小学生はまだ耐えませんねこれに対して
「日本の将来が心配だ・・」
って言う大人たち何を言っているんですか?
あなた達が辛そうに仕事をしているから、楽しそうに稼ぐユーチューバー達に憧れを持つんですよ?
せめて笑顔で働いて
— ひらき (@khiraki0201) October 17, 2019
まさにこの通りなんですよね。
この記事では『「小学生の夢はYouTuber」将来なりたい職業になぜランクイン?』というテーマで、この疑問を検証していきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・なぜ〈YouTuber〉がランキング入りしているのか?
・これからのYouTube業界はどのようになっていくのか?
「小学生の夢はYouTuber」将来なりたい職業になぜランクイン?
出典:日本FP協会「将来なりたい職業」ランキングより
上記は小学生の「将来なりたいランキング」2009年度版と2018年度版を比較したものになります。
男子児童だと・野球選手・サッカー選手・医者などが例年上位ランクインし、女子児童は・パティシエ・医師・保育士などが上位ランクインしている傾向があります。
ここで2018年には今までなかったユーチューバーという職業がランクインしています。
しかも建築士や教師を抜いての6位に入っています。
この〈ユーチューバー〉という職業、2017年度から「将来なりたいランキング」トップ10にランクインするようになったのです。
ほんの10年足らずで子供たちの将来に対する目標は多く変わっているんですね。
これを大人たちはどのように思っているのか?
将来の夢が〈YouTuber〉という子供達が増えていることに対し、日本の大人たちはどのように思っているのでしょうか?
「あんな馬鹿なことをやっている動画の何が面白いんだ」
「就職しないなんて、日本の将来が心配だわ」
「変な動画見てないで、テレビで政治を学んで欲しい」
こんな意見を持っている大人たちが多いのです。
言いたいことは分かります、けれど時代は変わってきているんです。
小学生に限らず、中学生・高校生・大学生までもYouTubeの人気は尽きません。
都内の大学生183人に「お気に入りのユーチューバーがいますか?」と尋ねたところ、過半数の58.5%が「いる」と答えた調査結果もあります。
好きなユーチューブ(You Tube)チャンネルを11以上登録している人もおよそ4分の1いて、若者にとっての人気は非常に高いと言えますね。
どんなところに惹かれるのでしょうか?
テレビタレントよりも身近で一般人に近いユーチューバーたち。
気取っていないその姿から、視聴者は親しみを持つようですね。
・何よりチャンネル数が多いので多種多様なコンテンツが楽しめる
こんな魅力がYouTubeにはあるのです。
なぜ子供は「YouTuber」に憧れを持つのでしょうか?
なぜ子供たちは「YouTuber 」に憧れを持つのだと思いますか?
それは動画の中でお金を儲けている人たちが「楽しそうに遊び感覚で仕事をしている」からです。
時代の変化とともに、お金を稼ぐという認識も変わってきています。
現在35歳の僕も、常に〈稼ぐ〉ということを勉強しています。
子供たちはネットが普及している今の時代で「どんなコンテンツが人気があるのか」「どんな人たちがどんな働き方をしているのか」しっかり見ているんですね。
苦しい姿を見せている大人たちが元凶?
楽しそうに仕事をしている「YouTuber」の人たちに比べ、今の不況が続く企業で働いている大人たちの姿はどうでしょうか?
「毎日同じ時間に同じ場所へ出勤する、朝から疲れた表情の労働者たち」
子供は大人たちの行動や表情を常に観察しています。
楽しそうに働いている大人たちと、苦しそうに働いている大人たち、どちらの方が子供たちから見たら輝いているように見えますか?
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芸能界に興味を持っている子供たちがほとんどいない件
上記のランキングを見て思ったこと。
2009年度版の女子児童のランキングにギリギリ「歌手・ミュージシャン」と入っていますが、男子児童にはどこにも入っていません。
なんかすごく寂しい気がします。
確かにこれだけ動画配信業界が普及してくると、ますますテレビ離れが進んできますからね。
僕のように芸能界で働く人たちにとったらどんどん人手不足が否めません。
子供たちがどうしたら芸能界に興味を持ってくれるのか、これをなんとかしなくてはいけないのは僕たちの使命になりますね。
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これからのYouTube業界はどうなっていくのか?
ではこれからのYouTube業界はどうなっていくのでしょうか?
まず間違いなく2023年以降もまだまだ需要が伸びていくコンテンツになります。
エンタメ性のコンテンツ動画は難しくなってくるのでしょうか
今からYouTubeでビジネスを始めていきたいという方も多くいます。
YouTubeには多様なジャンルがありますが、所謂ユーチューバーと言われる人たちが投稿しているような「エンタメ性の動画コンテンツ」は、今後は難しくなってくる。
と言われています。
こんなにも競合がいるコンテンツの中、今から参入していっても正直難しいなんて思っている方が多いですよね。
では、どんなジャンルを目指していくのがいいのでしょう。
これからは「専門性」の特化した動画配信
これからは「専門性に特化した動画コンテンツ」の需要が伸びてくると予想されています。
「ビジネス系ユーチューバー」なんて言われていますね。
僕たちは何かを調べたり学んだりするときにネットを利用します。
それが動画コンテンツで解消する時代になってきました。
今すでに「学び」に対しての動画投稿をするYouTuberが増えてきています。
これからはビジネスや将来に対して〝学び〟が重要視されてきています。
もし、これから動画投稿を目指すのであれば「専門性」に特化したチャンネルをおすすめします。
【まとめ】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は『「小学生の夢はYouTuber」将来なりたい職業になぜランクイン?』というテーマでこれからのYouTube業界がどうなっていくのかについてお話させていただきました。
最後に僕から一つ、これを読んでくださっている大人の方達に言わせてください。
将来の夢がYouTuberだっていいじゃないですか。目標を持つという大切な気持ちを、大人たちの固定概念で潰さないでください。
特に小さい子供を持つ親御さんには伝わって欲しいです
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき(@khiraki0201)