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日本の芸能界「枕営業の闇」一度の過ちが大きな損失となる

こんにちは、ひらきです。

2023年の暮れ、芸能界に大きなニュースが流れましたね。

「ダウンタウン松本人志、性加害疑惑・・」

この記事を書いている2024年3月現在、こちらの報道については今も本人はメディア出演を休業し、闘っている。

松本人志さんを例に出したわけではないですが、日本の芸能界はこうした「性加害」や「枕営業」が存在する。

え、枕営業なんて今でも実際にあるの?

なんて思われるでしょうが、はい、ありますよ。

僕は当事者の声を聞いていますし、それで仕事をもらっているタレントも知っています。

この記事では『日本の芸能界「枕営業の闇」一度の過ちが大きな損失となる』というテーマで、日本の枕営業の闇についてお話していきます。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

・なぜ人は、「枕営業」をしてしまうのか?
・「枕営業」をしてしまうとどうなるのか?
・正しい芸能活動を歩んでいくにはどうすれば?

日本の芸能界「枕営業の闇」一度の過ちが大きな損失となる

まず結論から言います。

「芸能界を本気で目指すなら、枕営業は絶対にするな」

です。

なぜか?

「枕営業してもらえる仕事なんてたかが知れているから」

です。

はい、終わり。

なんて言ってしまうとこの記事が終わってしまうので、もう少し深掘りしてお話していきましょう。

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なぜ人は、仕事が欲しいと身体を売るのか?

芸能界は特殊な業界です。

一般企業勤めとは違い、仕事は安定しないし収入も増えません。

年齢を重ねるにつれ、「このまま売れない人生をずっと続けていくのか・・」と考えるようになります。

そこで生じるのが「焦り」です。

人は焦ると冷静な判断ができなくなり、「身体を売ってでも仕事が欲しい」となってしまうのです。

芸能活動に対する正しい知識が身についていれば、「仕事をもらうには身体を売る」なんて選択肢は無くなるはずです。

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つまり、

無知無教養が「枕営業」という過ちを犯してしまうのです。

その一回が、後の自分の芸能活動にどのような影響を及ぼしてしまうのか・・。

冷静に考えれば正しい選択が出来るはずです。

一度あることは三度ある

聞いた経験談ですが、一度でも「身体を売ったことがある人」は二度三度と繰り返してしまう傾向があります。

「ダメと知りながらも止められない」麻薬やギャンブルと同じですね。

「性」は人の三大欲求の一つ、自分の理性がきかない人もいます。

特にお酒の勢いに流されて、そのまま身体を売ってしまう、なんてパターンは非常に多いです。

けれど、そういう現場でも自分の理性をコントロール出来るようにならないと芸能界で一流になることは難しいです。

多くの誘惑や周りの環境に打ち勝って闘っていく業界なのですから。

消えない記憶と「デジタルタトゥー」の恐怖

冒頭で言いましたが、枕営業でもらえる仕事なんてたかが知れています。

そして、枕営業をせまってくる人に限ってろくな案件はありません。

にも関わらず、「身体を売ってしまった」という罪悪感は消すことが出来ません。

芸能活動を続ければ続けるほど、過去に犯してしまった過ちはお墓に埋められるまで無くなりはしないのです。

そして更に、近代で話題となる「デジタルタトゥー」。

ネット上に晒されてしまった情報や写真というのは完全に消すことは不可能です。

僕は実際、

とあるプロデューサーと某女優さんのいかがわしいツーショット写真を見た時がありますが、なぜか枕営業をせまる人はその現場写真を撮って保管しておくそうです。

口止めも兼ねているのでしょうね・・。

生々しいことですが、枕営業というのは「記憶」にも「記録」にも残ってしまうのです。

いずれ必要とされなくなる・・

この後お話しますが、芸能界とは「実力があってこその業界」です。

何も特技(スキル)が無い人が仕事をもらったところで、何も出来ないということはすぐに見透かされてしまいます。

そして、周りから必要とされなくなってしまうのです。

枕営業を重ねた相手にもいいように利用され、価値がなくなったらすぐにポイッ。

これが現実です。

特に歳を重ねている人ほど、その肩身は狭くなっていきます。

芸能界は年々「実力の業界」となっている

「SNS時代」と言われて数年、芸能界は年々「実力の業界」となっています。

特に個人の影響力が重要視され、「見た目がいい」とか「とても良い子」なんてだけでは売れない世界となっているのです。

「有名になりたくて芸能界に飛び込んだ、プロダクションにも入ったけど仕事が全然無い」

こんな人が枕営業に走ってしまう傾向があります。

他の記事でもお話していますが、芸能界は「有名になるところ」ではありません。

そこを勘違いしてしまっているから、誤った判断をしてしまうのです。

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コツコツと努力を積み上げられる人が、芸能界を渡っていける

枕営業とは結局、「近道」を考えてしまう人が陥ってしまいます。

「身体を売ることで仕事がもらえる」

こんな目先のことだけを考えてしまっては、芸能活動は長続きするわけがありません。

毎日少しづつでも、自分のタレントとしての商品価値を高められる人が、芸能界を渡っていけるのです。

コツコツとした努力ができない人は、はっきり言って芸能界は向いていないです。

しっかりと実力を身につければ、見返せる時がくる

この記事を読んでいる方で、もしかしたら「枕営業」を経験してしまった人がいるかもしれません。

でも不安になったり落ち込んだりしないでください。

それも一つの「学び」ですから。

それを糧に、芸能界がどういうところかを改めて学び経験すれば、必ずチャンスは再び巡ってくるようになります。

大事なことは「自分の夢に向かって忠実であれ」です。

【おわり】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は『日本の芸能界「枕営業の闇」一度の過ちが大きな損失となる』というテーマでお話させていただきました。

ちょっと暗い話になってしまいましたね。

他の記事はもう少し明るく話してますよ、笑

この記事が少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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↓よければこちらの記事も合わせてお読みください。

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ひらき(@khiraki0201

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