こんにちは、ひらきです。
僕は芸能界という現場に足を踏み込み、10年以上経ってやっと食べていけるようになりました。
そして今では自分で会社を起業し、多くのタレントを抱えるまでになっています。
そして色んなタレント志望の方達とも会ってきましたがよくこんな質問をされます。
サラリーマンをやりながら芸能界を目指すことは可能でしょうか?
芸能界は不安定な環境ですからね、毎月安定した収入の見込みは正直ありません。
なので就職先で安定した収入を得ながら芸能活動をしたい、という気持ちは分かります。
結論から言うと、サラリーマンをやりながらでも芸能活動することはもちろん「可能」です。
しかし、1日の大半を企業で過ごしてしまうと芸能活動が疎かになってしまうのも事実です。
ではどうしたらいいのでしょうか?
この記事では『「サラリーマンやりながら」芸能活動は可能?脱サラするべき?』というテーマでお話していきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・芸能界を目指すのに脱サラはした方がいいのか?
・どのような行動をすれば、芸能界で食べていけるのか?
「サラリーマンやりながら」芸能活動は可能?
なんて声をよく聞きます。
冒頭でも言いましたが、サラリーマンをやりながら芸能活動をすること自体は「可能」です。
しかし、時間の制限も限られるので活動の幅も狭まってしまうでしょう。
サラリーマンは時間の使い方が難しい
通常のサラリーマンというのは、平日の9時から17時までは業務に徹しています。
特にドラマや映画は早朝から深夜にかけてみっちり撮影をおこなったりもするので、こうした映像案件で活躍するのは正直難しいと思います。
では、どんなジャンルなら芸能活動は可能なのでしょうか?
こんにちは、ひらきです。 広い芸能界という業界、特に役者としての活動はジャンルも多く様々です。 一概に「役者になりたい」と言っても、〈どこで〉〈どんな〉役者になりたいかで活動内容は変わってくるのです。 […]
小劇場などの舞台出演はサラリーマンも多くいます
芸能の活動というのは、テレビやスクリーンだけではありません。
舞台出演も立派な役者としての活動になります。
稽古も基本的には夜間に行われることが多く、公演も土・日・祝日を狙って開催することがほとんどですので、働きながら活動することができます。
実際に僕が運営する劇団の公演でも、サラリーマンの方が数名出演することもありました。
脱サラをした方がいい?
こんな風に思っている人もいるのではないでしょうか?
僕は先日、このようなツイートをしました。
よく「サラリーマンやりながらでも芸能活動って出来ますか」って質問される
活動範囲は限られるが、やる気次第じゃないかな?
あとは会社にしっかり許可をとってください
芸能での報酬も、『副業』として扱われますからね
でも本気で目指すなら、しばらくは無収入でも脱サラの覚悟!
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 28, 2019
書いてある通り、サラリーマンを継続させながら芸能活動というのは範囲に限りがあります。
かと言って、気軽に「脱サラして芸能界に集中しよう」なんてことは僕の口からは言えません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
舞台役者に絞って活動する
上記の記事でお話したように、小劇場の公演に限って活動範囲を決めていけば、会社の労働時間に支障なく活動することが出来ます。
と言っても小劇場の世界も決して甘いものではありません。
同様に、集客の作業も行わなければいけないですからね。
チケットを1枚でも多く売っていけるようにするために、常日頃からSNSや生活のなかでのコミュニケーションをとっていかないといけません。
ドラマや映画は正直難しいかも
こちらも先ほど言ったように、映像作品は基本的に拘束時間が長いです。
平日・休日は関係なく行われ、スケジュールも急に変更する可能性は大いにあります。
仮に土日だけが稼働可能日だとすると、少なくともメインとしての仕事はもらえないでしょう。
条件に合ったエキストラ案件などは対応可能かもしれないですが。
「副業」で別の収益ルートを作ることを勧めます
そんな方は「副業」として別ルートからの収入を確保することをお勧めします。
それはなぜかお話します。
こらはまた違ったテーマになるのですが、今はどんな企業に勤めていても「終身雇用」の約束などされない時代になってしまいましたよね。
こんにちは、ひらきです。 突然ですが・・ みなさんは「これからの日本社会」についてどう思っていますか? 日本って先進国だから安心して暮らしていけるんじゃないの? 時代の変化になかなか対応で[…]
そんな中、
「副業」というシステムを使って本業以上に収入を得てしまえば、脱サラも可能な上、芸能活動に専念することも夢ではありません。
それにはどうしたらいいか?
●常に〈トレンド情報〉を取り入れること
●ネットビジネスはとにかくおすすめ
●芸能界もビジネスだと認識すること
「副業」もこれらを意識すれば何をすべきか、どう行動するべきかが見えるようになってきます。
アルバイトのような時給労働はやらないほうがいい
「副業」として勘違いしてしまうのは、アルバイトのような時給労働をしてしまうことです。
確かに目先の収入は少しだけ増えると思いますが、それと同時に「貴重な時間」も浪費してしまいます。
それでは生活に余裕なんて生まれないし、ましてや芸能活動することさえ出来なくなってしまいます。
常に「トレンド情報」を取り入れること
常に最新の情報〈トレンド〉を取り入れることを意識すれば、副業としてどんなやり方で稼いだ方がいいのかが分かってきます。
特にこれだけ世の中の変化が早く進んでいると、絶えず周りの情報をインプットしていないとあっという間に変化の波に乗り遅れてしまいます。
どんな業界も今の時代は〈情報〉が武器です。
ネットビジネスはとにかくおすすめ
ではどんな〈副業〉をした方がいいのでしょう?
それは「資産構築型のネットビジネス」です。
これも話すと長くなってしまいますが、コツコツ毎日ブログ記事や動画投稿などを継続していくことによって、毎月の大きな収入源をつくることを言います。
いま僕が書いているブログ記事がまさにそうです。
こんにちは、ひらき(@khiraki0201)です。 ・これから『ブログビジネス』を始めたい! ・でも何から始めていいかさっぱり分からない ・【WordPress】でブログを始めたい ・複雑で[…]
芸能界もビジネスだと認識すること
そして一番大事なのは、「芸能界もビジネスだ」ということ。
サラリーマンをやりながら芸能界をやっていきたいという人は、稼いでいくという覚悟がないともしかしたら続けていくのはむずかしいかもしれませんね。
一流と呼ばれる人たちは、そんな苦労を経験してきたからこそ芸能界で食べていくことができているのです。
【まとめ】芸能界で稼ぎたいのならばとにかく動きましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『「サラリーマンやりながら」芸能活動は可能?脱サラするべき?』というーマでお話させていただきました。
もう一度結論を言うと、サラリーマンをやりながらでも活動することは出来ますが、活動範囲や内容に限りが出てきてしまうのが実情です。
「芸能界で活躍したい!」
なんてことをよく言われるが、芸能界も所詮はビジネス
活躍したいなら稼ぎなさい、と言う
ただ好きなことばかりやっているようじゃ絶対に食べていけるようにならないし、それは趣味というもの
ここを勘違いしないようにして欲しい
かと言って枕営業やAVはダメだぞ
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 28, 2019
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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