こんにちは、ひらきです。
「夢に見ていた芸能界、定年を迎えた今から目指すことは出来るのかのう・・」
人は幾つになっても夢を追い、そして生涯を通して輝いた人生を送りたいですよね。
会社を定年退職し、新たな人生を芸能界で過ごしたい。
なんて思っている方、いませんか?
今回の記事は『〈60代〉から役者デビュー!?定年後の人生で芸能界は可能なのか?』というテーマでお話させていただきます。
結論から言うと、定年後に芝居を学び、映像作品や舞台に出演する方って実は結構いるんです。
みなさん時間に余裕が生まれますからね。
そして演劇の世界の楽しさを知ると辞められなくなるんでしょう。
この記事を読んで〈60代〉からでも役者を目指してくれる方が少しでも増えてくれると嬉しいです。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・どんな活動をしていけばいいのか?
・どうやって収入を得ていけばいいのか?
〈60代〉から役者デビュー!?
60歳過ぎたら体力的にも厳しいよ・・
なんて思う方が大半だと思います。
しかし、
60歳を過ぎて初めて演技を学び舞台で主役をやってしまった人もいたりします。(僕の友人のお母さんです)
役者とは決して若ければ良いというものではなく、本人のやる気次第でいくらでも演劇の世界に飛び込むことが出来ます。
もちろん体力のいる業界ですが、会社勤めを定年まで勤めたのであれば自信を持ってください。
芸能界は気合と根性です。
定年後の人生で芸能界は可能なのか?
役者に年齢制限はありません。
僕のブログ記事では何度も言っている言葉です。
先日、このようなツイートをしました。
「今から芸能界を目指すにはもう遅い」
「子供の頃から経験してないと有名にはなれないでしょ?」
なんて周りから言われ続けました・・
テレビやスクリーンに出て有名になることだけが芸能界ではありません
世間が知らないところで、芸能として食べている人はたくさん居るんですよ
— ひらき@年中無休の役者社長 (@khiraki0201) November 26, 2019
書いてある通り、演技の世界はなにもテレビの中だけではありません。
舞台の世界や、イベント公演など表現をするところは全て芸能界であり演劇の世界です。
何かを目指すことに早いも遅いも関係ありません。
こんにちは、ひらきです。 広い芸能界という業界、特に役者としての活動はジャンルも多く様々です。 一概に「役者になりたい」と言っても、〈どこで〉〈どんな〉役者になりたいかで活動内容は変わってくるのです。 […]
まずはどんな目標をもって活動するか決めましょう
今まで何十年も企業勤めをしてきた方が、いきなり「役者を目指す!」なんて言ってもわからないと思います。
役者を目指すのであればテレビドラマをやりたいのか、映画をやりたいのか、舞台をやりたいのか、ここを決めた方がいいですね。
一言で〈役者〉と言っても活動の場は多くありますから。
60代の方は、活動の幅を広げても仕事の都合や家庭の事情がある方が多いかと思います。
無理せず自分のペースで。
芸能プロダクション(事務所)や劇団にしっかりと活動していくジャンルを絞って相談することを勧めます。
それによって拠点となる芸能プロダクションや劇団を選んでいってください。
芸能事務所(プロダクション)か劇団に所属が決まったら活動スタートです
会社と同じで、芸能の仕事というのは芸能事務所(プロダクション)もしくは劇団に所属しないと貰えません。
(今では無所属でも活動できる環境になっていますが、最初はどこかに所属した方が無難です)
所属が決まったら、本格的に芸能活動のスタートです。
と言っても、いきなり台詞(セリフ)つきの役の仕事がもらえたり、テレビに出て大活躍!なんてことはありえません。
社会人も同じだと思いますが、企業に就職していきなり大きなプロジェクトを任されるなんてことはないですよね。
それと同じです。
何の経験もスキルもない人に、役者の仕事が回ってくるはずがありませんから。
ではどうしたらいいのでしょうか?
どんな小さな仕事、例えばエキストラ案件などオーディションがなく、書類選考のみで受けられる仕事は率先して受けていきましょう。
そしてプロダクションに所属するのであれば〈レッスン〉は必ず受けるようにしましょう。
クライアントさんは、出演してもらうタレントに経歴や技術(スキル)を求めます。
最初は真っ白の自分のプロフィール、これを埋めていく作業をしていきましょう。
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これまでの人生経験を活かし、その味を十分に発揮しましょう
「何年も企業に勤めてきましたが、芸能の世界に飛び込んできました!」
なんて人は、活動のギャップに驚くのではないでしょうか。
・労働は月に〇〇時間まで。
・週に1〜2日は必ず休みをとる。
なんてものは芸能の世界にはありません。
特にドラマ撮影や映画撮影は早朝から深夜まで、数ヶ月にも及んで休みなしに業務が続きます。
これは極端な例ですが、生活は間違いなく不安定になります。
芸能界と仕事・家庭の両立、これを望むのであればあまり広範囲に渡って活動の幅を広げないほうがいいかもしれませんね。
演劇の世界はどうやって収入を得るのか?
ドラマや映画など、映像出演のお仕事はギャラ(出演料)というものが発生するので、その作品の対価が支払われます。
では舞台出演の場合はどうなのでしょうか?
舞台役者とは「集客」がなければ収入にはなりません
舞台役者が収入を得るには「集客」がなければもらえる報酬は一切ありません。
劇団によっては「チケットノルマ」という制度をとっていて、例えば「1枚¥3,500のチケットを一人30枚売ってください」と主催者側に言われたとしましょう。
「3,500円×30枚=105,000円」
という額で、あらかじめチケット枚数を購入しなくてはならないのです。つまり30枚以上のチケットが売れなければもちろん赤字。
舞台出演を果たしても、生活費がただただ減るだけ。
という悲惨な結果になってしまう可能性があります。
(最近はチケットノルマはあるが、出演報酬も出る。という劇団も増えています)
60代の方は、その豊富な経験を活かして欲しい
60代の方は社会人経験や人生経験が若者に比べて豊富です。
芝居というのはその人が歩んできた人生がそのまま現れます。
「芝居の経験なんか一切ない」
という方でも、厳しい社会を乗り越えて来た人は技術がなくても深みのある表現をしてくれます。
若い人には出せない『味』というものが、人生を長く歩んできた人には出すことが出来るのです。
【まとめ】どんな年齢の方でも、芸能界は受け入れてくれます
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『〈60代〉から役者デビュー!?定年後の人生で芸能界は可能なのか?』というテーマでお話させていただきました。
冒頭でも言いましたが、定年後に芝居を学び、映像作品や舞台に出演する方って実は結構いるんです。
それは今まで会社勤めだった人が、まるっきり違う世界を求めるからなんでしょうかね。
そして、芸能界は幅広い年齢層の方を常に求めています。
僕の経営している芸能プロダクション・株式会社K’sLinkはもちろん、他の団体もやる気さえあればどんな方でも受け入れています。
少しでも役者を目指す60代の方の、そして定年を迎えた方の励みになってくれれば嬉しいです
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