こんにちは、ひらきです。
役者は収入が不安定です・・。
多くの方がアルバイト生活を続け、昼夜問わず働きながら生活費を稼いでいます。
そして中でもなぜか多いのが夜の仕事「水商売」です。
この記事では『役者は夜の仕事「水商売」をしている方が多い・・なぜなのか?』というテーマでお話していきます。
興味がある方、いま夜の「水商売」で働いている方、ぜひ最後まで読んでみてください。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・役者と水商売のメリットは?
・なぜ水商売をおすすめしないのか?
役者は夜の仕事「水商売」をしている方が多い・・なぜなのか?
そもそも水商売とは?
水商売(みずしょうばい)とは、先の見通しが立ちにくく、世間の人気や嗜好に大きく依存し、収入が不確定な業種や職業、およびそうしたものに従事する人を指す日本の俗語である。なお、日雇い労働者、農家、漁師など、収入が安定しない理由が世間の人気や嗜好でない職業は、水商売に含まない。参考:Wikipedia
「じゃあ役者も収入が不安定なんだから水商売だろ」
はい、おっしゃる通りです。
実は役者業、いや芸能活動そのものも「水商売」と呼ばれるのです。
なのですが・・
この記事でお話したい「水商売」とは、お客様相手にお酒を提供する、いわゆる「夜のお店」です。
なぜ「水商売」をしている役者が多いのか?
「役者」と聞くと、いつまで経っても収入が安定しない「夢追い人」なんてイメージがあります。
寝る間を惜しんでアルバイトをして、生活するだけでも必死です。
ではなぜ、「水商売」で働く方が多いのか?
短時間でも収入が多い
大きな理由の一つとして、「給与が高いから」です。
・バーでの収入は歩合になっているとことが多い
・風俗と名のつく仕事は日給3〜5万円くらい
などなど。
昼間、時給アルバイトで働くよりも短時間で稼ぐことができます。
活動が不安定である以上、短い時間でも大きな収入を得るには「夜の仕事」を選ぶことが多くなってしまうのです。
芸能活動の時間外で働くことができる
芸能活動の時間帯は、ほとんどが朝〜夜にかけてです。
なので、深夜帯の労働は時間の都合がいいのです。
アルバイトの時間に左右されることなく芸能活動ができるので、働く効率がいいのです。
集客につながる
「水商売」とは接客業です。
役者をやっている方、特に舞台出演を中心に活動している方ならば、「集客」がどれだけ大変で大事なことか分かりますよね。
接客業は「集客」にも繋がっていくのです。
お金を稼ぎながら自分のお客様・ファンを増やす。
メリットはありますね。
夜の仕事は芸能活動には向いていない(持論)
しかし、夜の「水商売」はいいことばかりではありません。
むしろ、役者活動においては「不向き」ではないかと僕は思っています。
いや、むしろやらない方がいいのではないかと。
その理由を説明していきますね。
生活リズムが不安定になる
まず、生活リズムが明らかに不安定になります。
役者業というのは基本的に朝が早く、夜遅くまで働くことがあります。
それでも近年のコンプライアンス問題により、夜は遅くても22時までという現場が増えています。
そんな環境の中で、深夜帯の働きを生活の中に取り入れたらどうなるでしょう?
本業である役者業の活動時間帯に、「眠い」となってしまって自分の100%のパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。
本末転倒ですよね・・。
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お酒で身体の健康を害してしまう
「お酒を飲み過ぎると身体に悪い」
ということは知っていますよね。
全ての水商売が「お酒を飲みながら接客」というわけではありませんが、働く頻度と同時に飲酒をしているようでは確実に身体は不健康帯へと蝕まれていきます。
その上、「二日酔いで仕事に支障が出てしまう・・」では、こちらも本末転倒ですよね。
「飲むな」とは言いませんが、自分の身体の健康と向き合いながらお酒とも付き合っていきたいですよね。
ずるずるとその環境に染まってしまう
これはアルバイトという働き方をしている環境全てに言えることなのですが、役者という本業の仕事が少ない時にアルバイトばかりしていると、どうしてもそこの環境に染まってしまいます。
「役者を諦めて、そのアルバイト先に就職」
なんて方をこれまでたくさん見てきました。
特に夜の「水商売」は身体を酷使しますから、長年健康のまま働けるようなものでもありません。
アルバイトはアルバイトと、割り切って働くことをおすすめします。
消えない経歴に残る危険性
これはお酒との向き合い方の問題です。
「デジタルタトゥー」という言葉がここ数年で出てきましたね。
本人の意図しない画像や動画がネット上に広がってしまうことを言います。
お酒の場では自分の理性が思うように働かなくなり、思いがけないところで不本意な画像や動画を撮られてしまう危険性があります。
芸能界を目指すのであれば、特にこれは避けなければなりません。
一度でも出回ってしまうと、その業界に居られなくなり「引退」なんてこともあり得ます。
テレビで芸能人がよく取り沙汰されているのを見ると、そういう結果になるか分かりますよね・・。
マジで要注意ですよ。
【おわり】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は『役者は夜の仕事「水商売」をしている方が多い・・なぜなのか?』というテーマでお話させていただきました。
あくまでこれは僕の持論ですが、芸能界を目指すのであれば深夜帯の「水商売」は本当におすすめしません。
お金を稼ぐというのは大変なことですが、その稼ぎ方というのも色々ありますので、芸能活動のタメになるようなおお仕事を見つけるのがいいですね。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき(@khiraki0201)