こんにちは、ひらきです。
誰だって「嫌いな人」「性格が合わない人」とは一緒に仕事をしたくないですよね。
楽しくないですし、気分も良くありません。
特に芸能界は「クセの強い人」が多いですからね、相性が合わない人ってたくさん居るんです。
でも、
「嫌いだから」という理由でその人から避けて仕事をしていると〝損〟をしてしまうのです。
この記事では『芸能活動「あの人、嫌いだから一緒に仕事をしたくない」は損をする』というテーマでお話していきます。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・「嫌いな人」との上手な付き合い方とは?
・芸能活動での上手いコミュニケーションとは?
芸能活動「あの人、嫌いだから一緒に仕事をしたくない」は損をする
結論を言いますと、
「嫌いだから」という目先の理由だけで仕事を避けていると、仕事のチャンスがどんどん減っていくということです。
もちろん僕だって芸能界に「嫌いな人」はいますし、一緒に仕事をしたくないと思う時はあります。
しかし、大事なのは「その現場で次の仕事に繋がるチャンスを見つける」ということなのです。
その現場の環境を見極める
その「嫌いな人」を考えるのではなく、その人の周りがどのような環境になっているのか?
その現場がどのような人たちで構成されているのか、そこからどのようなチャンスに繋げることが出来るのか?
これを考えるようにしてください。
例えば30人いる現場の中で、あなたの「嫌いな人」が1人いたとします。
その1人のために、他の29人との出会いと繋がりを失くしてしまっては勿体無いですよね。
「嫌いな人」に目を向けるのではなく、そこの現場環境でどんな成長が出来るのか?
これを見極めるといいのではないでしょうか。
周りはあたなに思った以上に興味がない
何より、
「あの人が嫌いだから、その現場は断ります」と思ったところで、周りからしたら「ふーん」で終わってしまいます。
「そんなこと言わないで一緒に仕事しようよ」とはなりません。
芸能界とは仲良しこよしの世界ではないですから、周りの人は想像以上にあなたに興味はありません。
現場を断って損をするのは「あなただけ」なのです。
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我慢はときに必要
芸能界といえど、仕事は楽しいことばかりではありません。
むしろ孤独で辛いことの方がたくさんあります。
「そんなことはない、仲間たちと楽しくワイワイ作品をつくるのが芸能活動だ」
なんて思っている方、果たしてそのマインドで食べていけるようになるでしょうか?
もちろん、楽しく仕事をすることに越したことはないですが、どんな仕事も時には「我慢が必要」なのです。
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嫌いなところを探すのではなく、楽しいところを探す
といっても、「苦しい」「辛い」ことばかり考えていては芸能活動そのもが嫌になってしまいますよね。
芸能活動の本質は「お客さまにエンタメを提供すること」です。
自分たちが楽しまなければお客様を楽しませることなど出来ません。
「嫌いなところ」を意識するのではなく、「楽しいところ」に目を向けるようにしましょう。
割り切ることが大事
日本人は初見の人に対し、「疑う」という傾向があります。
特に芸能界は「危ない思考」を持った人がたくさんいるわけですから、簡単に他人を受け入れることは困難だったりします。
僕も見た目から初対面で敬遠されがちですが、笑。
どんな人だって〝相性〟というものがあるわけですから、「あ、この人はこういうタイプの人なんだ」と割り切ることが大事ですね。
その人の「楽しいところ」を見つける
納得いかないから嫌いになる、信用できないから嫌いになる、面白くないから嫌いになる。
誰かを嫌いになる理由はそれぞれですが、悪意を持って「周りから嫌われたい」なんて思っている人はいませんよね。
周りとコミュニケーションをしっかりとりたいんだけど、相性が悪いから嫌われてしまう・嫌いになってしまうのです。
これだと損する一方ですよね。
相手の「嫌いなところ」を見つけるのではなく、相手の「楽しいところ」を探すようにすれば、少し人間関係が楽になりますよ。
人間関係をうまく利用すれば、チャンスが見つかる
若手だろうと大御所だろうと、万人と仲良くなれるわけなどありません。
だからといって、
「この人とは仲良くなれない」と割り切ってしまっては、何度も言っているように〝損〟をするだけになってしまいます。
うまく利用すればいいのです。
そうすればチャンスは見つかってきます。
主催側は仲の良し悪しも見るが…
主催側が作品をつくるときに、何を一番重要視するか?
それは〈利益〉です。
どんなに素晴らしい作品を手掛けようと、それが利益にならなかったら組織というのは潰れてしまいます。
一緒に仕事をする仲間の仲の良し悪しももちろん見ていきますが、起用するうえで重要視するのはその人のもっている〈影響力〉です。
もしあなたが「嫌いな人」と割り切ってしまった人が、多大な影響力を持っていたらどうでしょう?
何度も言いますが、〝損〟をしてしまうだけです。
どんな相手でもうまくコミュニケーションをとれば仕事は増える
活動の理想は「誰とでも仲良く、楽しく仕事ができる」ですよね。
しかし芸能界はそんなに和気藹々な業界ではない、というのが現実です。
周りはライバルであり、自分が仕事をもらうためには相手を蹴落とす、なんて方で溢れています。
そして表面上の笑顔だらけです。
でも、そうやってコミュニケーション能力を磨いていけば、実際に仕事は増えるのです。
嫌な言い方になってしまいますが… 。
【おわり】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は『芸能活動「あの人、嫌いだから一緒に仕事をしたくない」は損をする』というテーマでお話させていただきました。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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