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【芸能界】「意見」は大事、しかし「わがまま」や「口答え」はダメな件

こんにちは、ひらきです。

今回は少し難しいテーマをお話していきます。

それは芸能活動においての〈意見〉について。

意見?
監督や演出家さんにってこと?
それって言っても失礼なだけじゃない?

なんて思う方が多いでしょう。

しかし芸能界は作品作りの業界です。

それぞれが〈意見〉を出し合い、いい作品にするために討論するなんてのもよくある光景です。

この記事では『【芸能界】「意見」は大事、しかし「わがまま」や「口答え」はダメな件』というテーマでお話していきます。

ぜひ最後までお読みください。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

・〈意見〉をする際の注意点
・〈意見〉のメリットとデメリッ

【芸能界】「意見」は大事、しかし「わがまま」や「口答え」にもなる件

演劇、とくに舞台の世界は自分の「意見」を言うことは作品全体の質の向上に繋がることもあります。

しかし、

現場によってはそれが「わがまま」になったり「口答え」になってしまう場合があるんですよね。

この差がなかなか難しかったりします。

監督や演出家によっては「周りの意見を断じて求めない」なんてスタイルの方もいますからね。

臨機応変に対処していくことが大事です。

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自分の想いが相手に伝わらない

自分は作品のために「意見」を言っているつもり。

しかし、

相手方からすると「なんだこいつ、なに生意気なこと言ってるんだ」と捉えてしまう可能性があります。

特に初めて行く現場や、自分のことをまだあまり理解してもらえていないような現場ですと自分自身を〝誤解〟されてしまうことだってあります。

「自分の想い」が伝わらないものほど、苦しいものはありませんよね。

まずは〈自分という人間性〉を知ってもらうこと。

これが大事なんじゃないでしょうか?

まずはしっかりコミュニケーション

そうなってくると、共演者やスタッフ同士のコミュニケーションがどれだけ大切かが分かりますね。

周りの人たちとのコミュニケーションがうまく取れない人は、ぶっちゃけ芸能界を渡っていくことは難しいです。

相手との意思疎通がなかなかとれず〈意見〉ばかり言っていたら、もしかしたら「わがまま」や「口答え」として捉えられてしまうかもしれません。

それほど、相手に何かを伝えるというのは難しいことなのです。

かといって受け身のスタイルでは印象が与えられない

じゃあ何も言わない方が平和だね

なんて思うかもしれませんね。

しかし〝受け身〟のスタイルでは相手にいい印象を与えることは出来ません。

自分から何も言わないということは、それだけ自分の〈意見〉がないということ。

一緒にものづくりをするチームメンバーとしてはどうも「面白くない」という印象になってしまいます。

「この人、作品に対してどのように思ってるんだろう・・」

こんな風なイメージを相手に与えてしまっては、お互いの関係がギクシャクしてしまいます。

それって損ですよね・・。

演劇界で「意見」を言うメリットとデメリット

もしかしたらサラリーマンを経験をしている方は「上司に意見をするな」なんて昭和っぽいことを言われてきた方もいるかもしれません。

演劇の世界も同様に、現場によっては「おれに意見なんて100年早いぞ」なんて言われるところもあります。

ま、正直言うと周りの意見を取り入れて「演じる役者たちが気持ちよくお芝居してくれる方がいい作品がつくれる」と僕は思っているんですけどね。

では「意見」を言うことの〈メリット〉と〈デメリット〉をお話していきますね。

「意見」を言うメリット

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作品の向上に繋がる

結論から言いますと、多くの〈意見〉は作品の質の向上に繋がるので言い合った方がいいと僕は思っています。

(現場にもよりますが・・)

監督や演出家を筆頭に、様々な意見を出し合いぶつけ合う。

古い考えのように思えるかもしれませんが、これも作品づくりの醍醐味の一つではと感じます。

より質の高い作品を作っていくには、色々な方の色々な物の見方が必要になってきます。

自分の評価が上がる

僕自身、演出のお仕事もさせていただいているため「意見を言ってくる方」に関しては高い評価をしています。

それだけ作品を良いものにしようという心構えや、芸能活動に対しての積極性が伝わるからです。

学校で通信簿の評価を上げるために、先生に積極的に質問をしに行った経験はありませんか。

それと似ていますね。

(なんて言ってしまうと聞こえが悪いですが・・)

「意見」を言うデメリット

作品に〝ぶれ〟が出てしまう

では〈意見〉を言うことで生じるデメリットをお話していきましょう。

まずこれは僕自身も経験したことになります。

それは「多くの意見を取り入れすぎて作品が〝ぶれ〟てしまったこと」です。

出演者の意見を優先してしまった結果、本来自分が作りたかったはずの作風が崩れ「何がしたいのか分からない」ものになってしまったのです。

これは本末転倒。

しっかりと軸を定めるのも演出の仕事ですが、多くの意見が交錯してしまうと却って現場が乱れてしまうこともあるのです。

むしろ評価が下がってしまう可能性も

先ほども言いましたが、現場によっては〈意見〉そのものをNGとしているところもあります。

監督や演出家、プロデューサーが定めた方針を最初から崩さず、すべて決められた形で作品をつくる。

これも決して間違ってはいません。

むしろゴールまでの道が明確に見えていれば、これほど安心できる現場はありません。

そういった環境の中で「自分の意見」を思わず口にしてしまっては・・どうなるか分かりますよね。

また、冒頭でも言ったように〝過度な意見〟は「わがまま」や「口答え」になりかねません。

慎重に、現場の環境に応じて対応していきましょう。

【結論】いい作品を作るためなら「意見交流」は大事

ここからは僕の持論になります。

結論として、いい作品を作るためなら「意見交流」は大事だということです。

稀に周りの意見を一切聞こうとしない方もいますが、それでは独りよがりの作品になってしまいます。

共演者やスタッフとコミュニケーションをとり、交流を深め「より良い作品にするためにはどうしたらいいか」と意見を出し合う。

こうやって物づくりはスタートしていくのではと僕は思っています。

人それぞれ芸能活動に対しての価値観は違いますが、物づくりの仕事をしている以上「お客様に最高の作品を提供したい」という気持ちは一緒なはずです。

ドラマや映画、舞台作品など一人だけでは絶対につくれませんからね。

みんなで協力し合うのがチームワークというものですよね。

【おわり】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『【芸能界】「意見」は大事、しかし「わがまま」や「口答え」にもなる件』というテーマでお話してきました。

芸能界を志すなら、きっと誰しもが自分で何かしらの強い意志を持っているはずです。

しかしそれを表に出すことはかなり繊細なことなのです。

少しでも参考になってくれたら嬉しいです。

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