こんにちは、ひらきです。
2020年以降、世間は新型コロナウィルスの影響で大打撃を受けました。
(※この記事は2020年4月、新型コロナウィルス騒動真っ只中に書いた記事を編集したものです)
中小企業を中心に資金繰りが回らない企業が続出し、子供を持つ家庭では生活もままならないような状態になりましたね。
こんな中、芸能界も大きな被害を受けました。
僕は役者活動をしながらドラマ制作や舞台公演を行うなどの事業をしているのですが、ドラマ撮影のほとんどが中止。
舞台公演やイベントは相次いで中止や延期になりました。
特に役者というのはフリーランスや個人事業主が多いので、こうした出演業務がことごとく中止になってしまうと収入は途絶えてしまいます。
そして出演者同様に困っているのが、舞台観劇が好きだけど観に行くことが出来なくなってしまったお客さま方。
状況が状況なので仕方がないところもあります。
それでも舞台が観たい。
演劇を楽しみたい。
こんな方に向けて、今回は『「舞台が延期・中止になっちゃった」それでも舞台観劇がしたいという方へ』というテーマで記事を書かせていただきます。
・家にいながら舞台観劇をするには?
・これからの舞台業界はどうなる?
「舞台が延期・中止になっちゃった」それでも舞台観劇がしたいという方へ
うちのスタジオに関しては、本当に無理しなくていいので、中止の判断した時は遠慮なくキャンセルして下さい。コロナ関連は一切キャンセル料いただきません。どうしてもの時はスタジオ代をお肉券で払ってくれてもいいです。
— 高円寺K’sスタジオ (@Ks18329558) March 30, 2020
今回の件で「キャンセル料はいただきません」や「無期限の延期対応」をしてくださる劇場やスタジオの温かい対応が目立つようになりましたが、決して運営は楽ではないはずですよね。
僕もスタジオ経営をしているので、気持ちは痛いほど分かります。
それでも作品作りを生業としている我々クリエイターや、足を運んでくださるお客様のために、こうしてみんなで協力し合いながらなんとか苦しい環境を維持していた状況です。
こんな想いはもう二度としたくないですね…。
さて、今回の本題です。
「舞台を観に行けるような環境ではない」
「そもそも地方に住んでいるから舞台を観劇する機会がほとんどない」
こんな方向けに紹介するのが〈演劇動画配信サービス「観劇三昧」〉です。
演劇界だとご存知の方も多いのですが、まだ知らない人向けに改めて説明していきます。
演劇三昧の魅力
〈演劇三昧〉の魅力は何といっても「いつでもどこでも舞台観劇が楽しめる」ということです。
料金は月々950円(税別)
最近は小劇場でも4,000〜5,000円と、かなり高額な公演も増えてきました。
一回の舞台公演のチケット代を考えるとかなりお得な額ですね。
配信契約をしている劇団の数は400団体以上あって、常に配信される公演は更新されていくので毎日1公演観ても見尽くすことはないですね。
こんにちは、ひらきです。 みなさんは定額制でスマホやPCから「演劇」を観れる配信サービス〈演劇動画配信サービス「観劇三昧」〉をご存知ですか? 「お芝居が好きな方」 「生で演劇を観るのが好きな方」 「役者を目指していて[…]
でもやっぱり生の観劇が一番
とは言っても、演劇を観るには「生での観劇」が一番です。それが舞台の醍醐味というもの。
我々のように演劇業界で働く者は、お客様の前で最高のパフォーマンスを提供することが人生の生きがいになっています。
テレビや映画では味わえない臨場感が舞台観劇では楽しむことが出来るからです。
「舞台が好き」という方の一番の理由は〝生〟で楽しめる臨場感なのです。
〈演劇動画配信サービス「観劇三昧」〉を紹介させていただきましたが、本来でしたら舞台というのは直接劇場に足を運んで楽しむものです。
その方が舞台観劇は何倍も何十倍も楽しむことが出来るのです。
自粛する舞台役者の気持ちとは・・
自粛ムードの中、役者は今どういった気持ちで過ごしていたのでしょうか?
新型コロナウィルスの影響で、芸能界全体が低迷してしまいました。
ドラマ撮影は中止が相次ぎ、舞台やイベントは延期や中止になっています。
役者というのはサラリーマンと違い毎月決められた収入があるわけではありません。
仕事が無ければ「収入はゼロ」になってしまうのです。
お客に作品を提供できない役者の苦悩
舞台公演等が中止になればもちろん収入は無くなります。
しかしそれ以上に苦しいのが、これまで頑張ってみんなで力を合わせて積み上げてきた作品が提供できなくなってしまったことではないでしょうか。
たくさんのイベントや舞台公演が中止になっていて心苦しいですが、今は耐え忍びましょう。
命が大事!— 小野賢章 (@ono_kensho) March 31, 2020
舞台「十二夜」
自粛要請を受けて。
全25公演中。東京17公演・大阪4公演、合わせて、21公演が中止。
たくさんの方が観劇できなかった現実が心苦しいです。。
けれど、その中で出来た4公演は自分にとって、かけがえのない幸せな時間でした。支えてくれた全ての人に感謝を込めて。
劇中の弾き語りを。 pic.twitter.com/im0QfD7GLY— 前山剛久 (@maechan_we_taka) March 28, 2020
覚悟はしていたけど、中止になりました。楽しみにしてくれていた皆様本当に申し訳ありません。悔しいです。ほんとに。でもね、今感染拡大を食い止めないと、この先もどんどん状況悪化して本当に舞台が世の中から消えてしまいそうで。…。今やれる事をやって普通の日常に戻したい。 https://t.co/yqvI2vxSS2
— 髙木俊 (@shunly317) March 28, 2020
鈴木絢音さん、ブログ更新。舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」の全公演中止について。他のキャストやスタッフとの「突然のお別れ」という表現から現場の良い雰囲気が伝わって来るだけに、余計に切ない。「上演できる日が来ることを願っています」という願いが叶う日を待ちたいと思います。 #鈴木絢音 pic.twitter.com/jDOtwLklXG
— AYANESHIKA (@ayaneshika46) April 3, 2020
たくさんのイベントやライブが
立て続けに中止、延期になってしまい
心にポッカリ穴が開いたみたいに寂しいです。
私は舞台の上で輝きたい
と言う気持ちが人一倍強いので
やっぱり悔しいが今は勝ってしまいますが
この時間を自分磨きに存分に使います!
会える日まで
私のブロマイドとお話しててね☺️笑— 佐藤日向〈公式〉 (@satohina1223) March 31, 2020
これらは舞台公演が中止になってしまった出演者の方々の「ほんの一部の言葉」です。
僕の周りでも、本当に多くの仲間が舞台やイベントの中止を余儀なくされてしまいました…。
【まとめ】どんな時でも対策を
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は『「舞台が延期・中止になっちゃった」それでも舞台観劇がしたいという方へ』というテーマでお話させていただきました。
こうした騒動はこれから再び起きないとも限りません。
いつどんな時にも対策が出来るようにしておきましょう。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき(@khiraki0201)