こんにちは、ひらきです。
多くの役者が「貧乏」に苦しめられる芸能界。
いったいそれは何故だと思いますか？
多くの方がそう思っていますよね。
でもね、それにはまた別の理由があるんですよ。
今回は『貧乏な役者ほど思考停止？一流の芸能人は「稼ぐ力」も一流な件』というテーマでお話させていただきます。
【プロフィール】
ひらき（@khiraki0201）
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
・アルバイトで稼ぐことの危険性とは？
・どうすれば貧乏から脱却できるのか？
貧乏な役者ほど思考停止？一流の芸能人は「稼ぐ力」も一流な件
あまり「貧乏」という言葉を使いたくないですが・・。
お金がなく、生活に苦しんでいる人が多いのが芸能界。
日本はこんなにも裕福な国なのに、なぜこんなにも「貧乏」が多いのでしょうか？
格差問題や国のシステム的なものもありますが、稼ぐことに対して「思考停止」して自ら貧乏の道を歩んでしまっている方もいるのです。
なぜ役者は貧乏が多い？
そもそも、なぜ役者は「貧乏」が多いのでしょうか？
それを考察してみましょう。
ギャラが安い
「役者で食べていきたい」
そう思っている方は非常にたくさんいます。
しかし、日本の役者は「ギャラがとにかく安い」のです。
ドラマや映画など、メインキャストになればそこそこ貰えますが、サブキャストとしての出演料は一本あたりほんの数万円程度です。
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ましてや、舞台で活躍する役者は「お客が呼べなければ、収入がないどころか赤字」という生活を送っています。
なかなか厳しいですよね・・。
拘束時間が長い
「ギャラの割に拘束時間が長い」
これも役者活動の中で辛いところです。
・数ヶ月の稽古期間で、ギャラの少ない舞台公演
僕は、人生において「時間を浪費すること」は何よりも痛いと感じます。
無駄な時間を極力減らすこと、これを考えていかなければ生活は豊かになっていきません。
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それを「よし」と思ってしまっている
「ギャラが安い」
「拘束時間が長い」
この２点が〈役者＝貧乏が多い〉ことの原因です。
そして何より、これらを役者を目指す本人たちが「よし」と思ってしまっているのが問題なのです。
「みんなこうやって下積みを経験しているんだ」
役者を目指し始め、最初はやる気に満ち溢れて活動していても、「貧乏」という環境に耐えられずに結局は挫折せていってしまうのです。
一流の芸能人はビジネスのノウハウがある
みなさんがテレビで見ているような「タレント」と呼ばれる方達は、どこか裕福な生活をしている方が多いですよね。
それはなぜか？
タレント活動の他に、自分自身で「事業活動」を行なっているのです。
自分で飲食店を経営したり、アパレルブランドを立ち上げたり、アイドルをプロデュースしたりと、「ビジネスのノウハウ」があるのです。
「役者業〝だけ〟で食べていく」
なんてのは、相当な大御所・売れっ子にならない限り難しいのですから。
何も考えずに〈アルバイト〉をしているのは危険
みなさんは普段の生活の収入をどのように得ていますか？
きっと多くの方がサラリーマン（アルバイト）をしながら、「労働収入」を主な収入源としているのではないでしょうか？
芸能界で「本気で食べていきたい」のであれば、僕は基本的にアルバイト等をおすすめしていません。
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ただの時間の浪費でしかない
というのも、時給労働のアルバイトは時間の浪費が激しい割に１時間あたり1,000円前後の収入しか稼げませんよね。
前後の移動時間も含めると、あまりにも時間効率が悪すぎます。
芸能を目指すのであれば、自身の価値観を高めること、つまりはスキルアップに時間を費やさなければいけません。
「稼ぐ」ために時給労働をしているようでは、いつまで経っても「貧乏」から抜け出すことは出来ないのです。
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環境次第では流されてしまう
アルバイト生活をしている方は、ついつい楽しい職場環境に流されてしまう傾向にあります。
・アルバイト後の飲み会
・プライベートでも遊ぶ約束
決して悪いとは言いませんが、これでは芸能活動に対するモチベーションが下がってしまうのです。
その結果、
その楽しい環境に流されて「芸能界を諦め、普通に就職する」という選択をしてしまう方を何人も何人も見てきました。
数年後に聞く言葉は「芸能界を諦めずに続ければよかった、今の仕事がつまらない・・」です。
そもそも「稼ぐ」ことへの勉強不足
多くの方が「稼ぐ＝労働する」なんですよね。
時給、日給、月給、働いた時間だけお給料がもらえる。
考え方がサラリーマン、つまりは労働者と同じなのです。
これからの芸能界は、役者を目指すにも「ビジネスのノウハウ」が必要だと僕は考えています。
僕自身、役者活動をしながら会社経営者でもあります。
会社を立ち上げ、「事業収入」を得ることで役者としての時間を自由に使うことが出来ているのです。
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ビジネスを学べば、貧乏からの脱却が可能
この記事で言いたいことは、
「ビジネスを学んでください」
ということです。
いつまでもアルバイト生活を続けていては、役者としても次のステップに進むことは出来ません。
厳しいことを言いますが、多くの役者はこれで苦しみ挫折していくのです。
役者のスキルだけでなく、ビジネスのスキルも身につける
役者というのは、現場で「プレイヤーとしてのスキル」が求められます。
表現が仕事なのですから、これは当たり前のことですよね。
しかし、
それと同時に「食べていくこと」も考えていかなければなりません。
何度も言いますが「ビジネスのノウハウ」を学んでください。
とにかく勉強してください
それには「勉強すること」が必須になります。
多くの方が「学校を卒業したら勉強しなくなる」のですが、勉強はむしろ社会に出てからの方が必要になってきます。
芸能界も同じです。
食べていけていないのは「勉強不足」だからです。
とっとと労働生活から抜け出すことを考えれば、貧乏脱却の道が見えてくるはずです。
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【まとめ】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『貧乏な役者ほど思考停止？一流の芸能人は「稼ぐ力」も一流な件』というテーマでお話させていただきました。
少し耳の痛いお話でしたかね。
でも、これが現実なのです。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき（@khiraki0201）
