こんにちは、ひらきです。
芸能界を目指しているみなさんの中で、嫌々目指している方なんていませんよね。
ほとんどの方が「芸能界で活躍したい」という気持ちを持って活動しているはずです。
しかし、この「やりたい気持ち」だけでは通用しないのが芸能という世界です。
やる気だけなら誰にも負けません!
この気合いで食べていきます!
なんて思っている方、この記事を読めば「芸能界で活躍していくにはどうしたらいいか」が分かります。
この記事では『芸能活動「やりたい気持ち」よりも「やれること」を強化すべき』というテーマでお話していきますね。
ぜひ最後まで読んでみてください。
【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201)
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
→https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら
芸能活動「やりたい気持ち」よりも「やれること」を強化すべき
芸能界を目指すにはいろんな理由があるはずです。
目標なくこの業界にいる方なんていないですよね。
・歌手を目指したい
・ダンサーを目指したい
・モデルを目指したい
・アイドルを目指したい
などなど。
目指すジャンルはそれぞれですが、なりたい自分があるからこそ頑張っていけるのだと思います。
しかし、冒頭でも言ったように「気持ち」だけでは食べていくことができないのが芸能界です。
先日、こんなツイートをしました。
「役者になりたいんです」
「歌手になりたいんです」
「モデルになりたいんです」
芸能界を目指すなら色んな目標があるだろうけれど、やりたい!って気持ちだけじゃ仕事もらうことは出来ないんだよね本気で芸能を目指すなら〈何ができるか〉を考えるべきかな🙄
スキルを増やすことはマジで大事!!— ひらき社長⚔芸能界を変えるラストサムライ (@khiraki0201) August 11, 2020
「芸能人になりたい」と言って芸能界に飛び込んでくる子がいますが、こういう子に限って「芸能人とは何か?」が分かっていないパターンが多いです。
まずは芸能界に対する自分の目標を明確にすることが重要になってきます。
まずは自分の目標を明確にする!
僕は芸能プロダクションを経営しているので、これまで多くの芸能志望の方と面談をしてきました。
体感ですが、その中で約2〜3割くらいの方が芸能活動に対し明確な目標を持っていません。
というか芸能界がどのような場所か理解していないのです。
こんにちは、ひらきです。 芸能界を目指していて、こんな目標を掲げている方はいないでしょうか? 〈芸能界で〝有名〟になりたい!〉 決して否定する訳ではありませんが、この思考を持っているようなら絶対に有名にはなれません。 […]
↑こちらの記事でもお話していますが、多くの方が想像しているような「芸能界=華やかな場所」なんてのは大きな間違いです。
実際は競争の激しい過酷な業界で、一度叩き潰されたらそこでお終いです。
「有名になる」というのは、そのジャンルで成功を収めてきた人に結果として後からついてくるもの。
まずは自分の目標を明確にすること。
そのためには何をするべきかを考える!
じゃあその目標のためには何をすればいいのか?
今回の本題になってきます。
例えば、役者を目指すなら以下のようなスキルは必須になってきます。
・お客の耳に届く発声法
・ミュージカルでも対応できる歌唱力
・どんな場面でも対応できるダンススキル
・女優でもこなすべきアクションスキル
などなど。
役者とはなんでも出来て役者です。
とにかく仕事を貰っていくためには自分のスキル強化が大事になってくるのです。
「やれること」を増やせば活動の幅も広がる
上記のような「やれること」を増やしていけば芸能活動の幅は広がっていきます。
「そんなの当たり前じゃん!」
なんて思うでしょう。
そう、当たり前のことなんです。
しかし多くの方がこの当たり前のことが出来ていないのです。
ここを理解しないと永遠に芸能界で活躍することはできないでしょう。
逆にスキルがなければ仕事はない
逆のこと、また当たり前のこと言いますね。
「何もスキルがなければ仕事はありません」
こちらのツイートの通りです。
芸能界はその名の通り、自分の芸を披露して賃金を頂戴する業界なんだよね
「有名になりたい」とか「チヤホヤされたい」とかそんなミーハーな考え持ってたら絶対に成果を残せない〈スキルがなければ仕事はない〉
これが芸能界のリアルなんだ
だから成果を残せる人は今日もスキルの構築をするんだよ🤔— ひらき社長⚔役者で起業家 (@khiraki0201) August 13, 2020
芸能界って自分のスキルを披露する場、つまり表現の世界なのです。
何度も言いますね。
役者はなんでも出来て役者なのです。
こんにちは、ひらきです。 役者の活動場所は幅広く、映画やドラマ・舞台など多様なジャンルがあります。 その中で役者とは、何をもってそれを定義とするのでしょうか? 容姿が良い人? 上手に台詞を喋れる人[…]
活動の幅が広がれば『仕事のループ』ができる
ビジネスというのは一度「仕事のループ」が作れるとそこからしばらくは安定して仕事が入るようになります。
これは芸能界も同じです。
ループに突入するまでは苦しいですが、これを乗り切ることができれば役者として「一流の道」に一歩近くことができます。
途中で挫折してしまう人が多い環境の中で、結局は最後まで諦めずにやりきった人が〈大きな結果〉を残せるようになるのですね。
「狭く深く」or「広く浅く」の考え方
「なにか一つでも、ずば抜けたスキルがあれば仕事をもらうことができる」
と、僕は教えています。
しかし中には「そんなスキル持ってないし、今から学ぼうと思ってももう遅いでしょ」なんて感じる方もいるでしょう。
確かにその通りです。
例えばオリンピック選手を想像してみてください。
あの方たちは幼少の頃から専門家の下でトレーニングをし、何年もかけて一流のプレイヤーに成長しています。
それでも負けるときがあるのです。
役者としてのスキルも、当たり前ですが一朝一夕で身につくものなどありません。
何年も努力を積み重ねて、やっと人前で披露できるようになるのです。
では取り戻せなくなってしまった時間はどう埋めればいいのか?
それには〈広く浅く〉やれることを増やしていけばいいのです。
狭く深くの場合
「私は物心つく前からダンスを学んでいます。多くの大会でも結果を残しています」
こういった方は言うまでもなくダンススキルがそのまま武器となって表現の仕事をもらうことができますよね。
これは一つのスキルに特化した「狭く深く」のパターンです。
先ほど例に言ったオリンピック選手もこのパターンです。
これが文句なしに役者として理想の形ですが、これが難しかったら「広く浅くの考え方」を意識していくといいでしょう。
広く浅くの場合
僕も芸能活動において、この〝広く浅く〟の考え方でスキルを磨いてきました。
・時代殺陣
・カースタント、バイクスタント
・ジェットスキー
・スキューバライセンス
・舞台脚本執筆
・舞台演出
・ドラマ制作業務
などなど。
僕はこういった幅広いジャンルで芸能界での仕事をいただいてきました。
それぞれの仕事の数は少ないけれど、それぞれ安定して仕事がもらえればそれは大きな収入に繋がります。
これが僕の教える〝広く浅く〟の考え方です。
例えば、役者を目指している方が歌えません踊れませんアクションできません運転できません泳げません料理できません脱げませんはナンセンス
勘違いして欲しくないのは、きれいな台詞を言うだけが役者じゃない
何でもできて役者を名乗るべき
広く浅くでもいいから、自分のやれるべきことを増やすべき!— ひらき社長⚔役者で起業家 (@khiraki0201) August 13, 2020
【おわり】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は『芸能活動「やりたい気持ち」よりも「やれること」を強化すべき』というテーマでお話させていただきました。
結論をもう一度言うと、芸能界は〝やれること〟つまりスキルを強化していけば仕事がもらえるということです。
「気持ちは誰にも負けません」なんていうのは当たり前のことなのです。
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
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ひらき(@khiraki0201)