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今はもう当たり前?なぜ芸能界で〈副業〉が増加しているのか?

こんにちは、ひらきです。

ここ数年、大手企業の「副業解禁」を始め、様々な企業が副業に対する意識をするようになってきました。

これは芸能界も同様です。

芸能活動を本業としつつ、〈副業〉として多種多様なビジネスを始めている人が増加しているのです。

この記事では『今はもう当たり前?なぜ芸能界で〈副業〉が増加しているのか?』をテーマにお話していきます。

ひらき

【プロフィール】
ひらき(@khiraki0201
芸能プロダクション/株式会社K’sLink代表取締役。
https://kslink.jp
10代から20代にかけて「芸能界で生きる」ためのノウハウを学び、30歳で起業。役者、アクション/スタント、ドラマ制作、舞台プロデュース、キャスティング、脚本や演出など幅広く活動中。
詳細や芸歴はこちら

・なぜ芸能界〈副業〉が増えているのか?
・どうやって〈副業〉を始めるべきなのか?
・どんな〈副業〉が芸能活動に合ってあるのか?

今はもう当たり前?なぜ芸能界で〈副業〉が増加しているのか?

そもそも、なぜここまで社会規模で〈副業〉が増加しているのでしょうか?

その主な原因の一つとして、どの企業も〈終身雇用〉の保証が出来なくなっているからです。増え続ける高齢者と減り続ける若者の割合により〈年金制度〉が崩壊寸前となり、僕たちは自分の将来の保証は自分でしなくてはならなくなってしまったのです。

どんなに大きな企業に勤めようと、何年も働いたところで大幅な収入アップは見込めない時代になっています。

ランサーズが発表したフリーランス実態調査では、日本で「常時雇用されていて、副業としてフリーランスの仕事を行うワーカー」の数を調査しました。

それによると、副業をしている人は2016年度の416万人に対して2017年度には458万人となり、1年間で42万人も増えてきているのです。

何故、たいした昇給もなく人は働き続けるのでしょうか?
企業は従業員たちに大きな報酬を与えてしまうと会社を去られてしまうことを懸念しているのです。少しでも長く会社で働いてもらうために低賃金で従業員を拘束しているわけですね。これがすっかり日本の社会に浸透してしまったわけですから恐ろしいことです。

あくまで僕の持論になりますが、日本はまだまだ〈成果報酬〉という雇用形態が浸透していないように思えます。

日本で大きな稼ぎを得たいのであれば、他にも収益源となる働き口を作らなければならないのです。

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収入の安定しない芸能界

芸能活動をしている多くの方は非正規雇用、つまり会社員という肩書きではなくフリーランスという形で活動しています。

ただでさえ安定しない収入の中、企業ですら不安定なのですから、むしろ本業(芸能活動)以外で大きく稼がなければなりませんよね。

副業というよりも、本業並みに働いてそっちを稼ぎの中心としている人の方がおおいかもしれません。

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年金制度の崩壊、終身雇用の崩壊

2019年5月、政府が自ら「年金制度の崩壊」を発表しましたよね。

人生100年時代に向けて、長い老後人生を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすか?

この問題について金融庁が2019年5月22日、初の指針案をまとめました。

「働き盛りの現役期」「定年退職前後」「高齢期」の三つの時期ごとに資産寿命の延ばし方の心構えを指摘したところ、政府が年金など公助の限界を認め、国民の「自助」を呼びかける内容になっているのです。

つまり国は、「もうこれからの年金についての国家予算はありません。自分たちでなんとかしてくださいね」と言っているようなものなのです。

遅かれ早かれ、という状況でしたが、こうまで政府にはっきりと言われてしまうと我々国民はどうしたらいいか分からなくなってしまいますね。

まずは副業として何をどう始めるべきなのか?

いきなり〈副業〉と言われてもどうしていいか分からないですよね。

これから「副業を始めたい」という方に少しアドバイスしていきます。

まずは以下の要点を確認しましょう。

●本業(芸能活動)の片手間で始められる
●低コスト、低リスクで始められる
●毎日地道な作業がコツコツ出来る

これが副業を始めるうえでの絶対条件です。

ちなみにアルバイトのような時給労働は〈副業〉には向いていません。

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本業の片手間で始められる

いきなり副業メインで考えてしまうと、肝心の本業(芸能活動)の方が疎かになってしまいます。

まずは本業の芸能活動をしっかりこなしつつ、徐々に副業に時間を費やしていくのがいいでしょう。

最初はビジネスというものに慣れていくことが大切です。

低コスト、低リスクで始められる

「たとえ副業でも本腰入れて始めていきたい」

そんな人もいるのではないでしょうか。

初期投資として何万も何十万も投資してスタートすれば、その分見返りは大きくなります。

しかし、副業とはモチベーションが途中で下がるもの。

それに大きな初期投資は大きなリスクにも繋がります。

まずは様子見として低コストでスタート出来る副業をお勧めします。

毎日地道な作業がコツコツ出来る

仕事といえどすぐに結果は現われない、それが〈副業〉です。

毎日地道な作業をコツコツとおこなっていき、「信頼と経験」を構築する。

この作業が本当に大変なんです、逆にこれを続けられる人が収益をあげることが出来るのです。

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芸能活動しながら、どんな副業がいいのか?

ではどんな副業が芸能活動のサイドビジネスとして丁度いいのか。

ここでは在宅で出来るビジネスを中心に紹介させていただきます。

●オンライン投資

スマホやPCを使って株式投資、仮想通貨投資、FX投資などで稼ぐやり方です。
労働時間をほとんどかけずに稼ぐことができますが、資金を一気に失うリスクもあります。
始める前にそれなりの資金と勉強が必要です。
ですが、政府も推奨している「積み立てNISA」や「iDeCo」は長期積み立ては確実にやっておいた方がいいです。
副業ではないですが、20年後・30年後の自分の人生を考えたときに、早く始めればその分だけ得をしますよ。

●代行業

誰かの代わりに代行としてその業務を行うサービスのことです。
運転代行や家事代行、クレーム処理代行など変わったものまであります。
はじめやすく初期での資金はほとんど不要ですが、時間の調整が忙しい人には難しいかもしれません。
ただし、多種多様な経験ができるので、芸能活動するためのスキルの向上に繋がる可能性もあります。

●クラウドソーシング

企業などが特定の業務を、ネットを通して外注するサービスのことです。
たとえば映画のレビュー記事やデータ入力、サイト政策など、ある程度のスキルと実績がないと務まりません。
文章を書くことが好きな方や、イラストが趣味の方は向いていますね。

●せどり(転売)

せどりとは、物を安く仕入れてそれを高く売ることです。
転売とも言います。
古本や、古着、家電製品などをヤフオクやアマゾン、メルカリを通じて転売する仕事です。
働く時間や仕事量を自分で調整できます。
ただし、在庫スペースの確保や発送する上での梱包の作業など、自分で確保しなければなりません。

●プログラミング

かなりの勉強量が必要になってきますが、いわゆるプログラム作成ですね。
在宅で出来る上、自分のペースでも出来るのでプログラミング技術がある人にはうってつけです。
しかし、仕事は自分でとってこなくてはならないので自らの営業が必要になってきますね。

●ブログ(アフィリエイト)

ブログとは今まさに僕が書いている〝これ〟です。

一言にブログといっても奥が深いんですよ。

どんなジャンルを書くのかどんなビジネスをしていきたいのか、こちらも勉強していかなくてはなりません。

ブログで商品紹介をし、商品を買ってもらってその売り上げの数%を頂戴するアフィリエイトブログもあります。

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【まとめ】時代を受け止め、対応していく

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は『今はもう当たり前?なぜ芸能界で〈副業〉が増加しているのか?』をテーマにお話させていただきました。

すでに大手、中小に限らず様々な企業が何らかの形で「副業の解禁」を行っています。

収入が不安定な芸能界ですから、我々こそしっかりとビジネスを学び、少しでも収入を得なければ生活は苦しいままです。

これから〈副業〉をはじめていく方の参考になれば嬉しいです。

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